日々の晩酌を中心に、時々我が家の虎猫兄弟なブログ。
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 奈良萬 純米酒
2008年01月20日 (日) | 編集 |
2008年1月19日

この頃はすっかりと冷え込む日が続いている。真冬ならば当たり前な気温と言えばそうで、これまで暖かい日が多すぎたと言うべきだろう。とはいえ、寒さに弱い私は辛いことこの上なし。

そうなると晩御飯は鍋物になりがち、鶏鍋となる。晩酌として持ってくるのも温かくして頂けるお酒を志向してしまい、燗酒で頂くのにふさわしいものを選択する。そうして本日開栓したのがちょうど一週間前の酒屋巡りの際に購入していた福島県喜多方市の夢心酒造「奈良萬 純米酒」である。五百万石の精米歩合55%、火入れ加水のアルコール度15度、「奈良萬」の中では最もオーソドックスかつ晩酌志向の位置にあろうか、一升瓶で2,300円ほどと手の出しやすい価格だ。ちなみに、某誌での数年前の清酒特集にて鍋に合う酒一位の評価を受けていたりする。

イメージ 1

夢心酒造は3,000石ほどの生産石高とのこと、ずばりの名前の「夢心」の銘柄があり、1998年から「奈良萬」ブランドを新たに立ち上げた様だ。ラインナップは純米大吟醸から純米酒、純米酒に至っては火入れ/生・中垂れ等と複数のパターンが存在するが、全てに共通なのは会津産の五百万石を原料に用い、福島県で開発された「うつくしま夢酵母」を用いることにあるようだ。福島県は新潟県と隣接しているという地理的・気候的条件もあるせいか、このような五百万石を主に用いている蔵が散見される。私にとって福島の酒で真っ先に思い浮かぶ「会津娘」も特定のスポットものを除いて五百万石での酒造りを志向されており、自らで五百万石を栽培されているぐらいだ。

「奈良萬」の名前自体は雑誌でも度々取り上げられるので以前より明確に認識していた。しかし、馴染みは無かった。それもそのはずで、あまり関西にまでは入ってきていない。蔵元のHPの取扱店リストを見ても、地元や県外も関東までが多く、それより西は極端に少ない。大阪でも三店舗しか存在していない。一度訪れてみようと前々から思っていたお店がたまたまその内の一店舗で、結果的にこれに手が伸びたというところである。

さてと、実際に頂いてみると、まず複雑な口当たり(このあたりから濾過は控えめなのだろうと思える)を感じるものの、滋味に溢れた風味が楽しめる。米そのものを連想させる旨味やクリーミーな甘味にほどほどの酸味で、それぞれの要素が実に均整をとりつつ充足感のあるコクを感じさせる。そして、風味が口内にふくらむと共に味切れも良い。そして、当然の如くと言うべきか、燗上がりが実に良い。特筆すべきは、酒単体でいきなり味わってみたときよりも食事に合わせての場合の方が持っている魅力が全開され、料理を引き立てると共に杯も進む。正直なところ、期待以上のものだ。某誌に迎合するわけではないが、確かに美味いと思わせる。
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