日々の晩酌を中心に、時々我が家の虎猫兄弟なブログ。
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 夏の燗酒、大黒正宗 原酒
2007年08月12日 (日) | 編集 |
2007年8月11日

いよいよお盆休みという本日、そういう世間的な外的要因で、どうしてもこちらも休みに入りざるを得ないという状況だったりする。そうかこつけて余暇を持ちたいという気持ちもある。

お盆だ、夏休みだと言われるこの時期なんだが、なによりもこの暑さではバカンスをとるのが至極真っ当な気もする。そうは一般化していない日本ではあれこれと暑気払いや涼を得るための工夫をせざるを得ない。そのような方法の一つとして、あえて温かい飲み物を頂くというものがある。この時期に煎れ立ての緑茶を頂くのは逆に涼を感じるもので、晩酌をテーマにしている本ブログではそこで燗酒を頂くというように話が流れる。

そのように暑いからこそ燗酒ということに加え、本日はここ二日のビール系続きの後では清酒を頂きたいという気持ちも高まってしまう。そうして頂くは灘の安福又四郎商店の「大黒正宗 原酒」、阪神淡路大震災での被害をきっかけとして、それまでの生産石高から二桁も引き下げた規模にて品質本意の酒造りを地で行かれている希有の蔵、私はブログをやっていたことでいろいろと縁を得ることが出来、すっかりこれのファンとなっている。

イメージ 1

口に含んだ際の甘味・旨味の膨らみ、わずかな酸味と灘酒らしい辛味、そして後口の渋味と、五味の見せ方は毎度筆舌に尽くしがたい。火入れの熟成酒でも生酒でも味わいは異なるとはいえ、この点の良さが「大黒正宗」の魅力だと感じてしまう。引き合いに出すのは申し訳ないのだが、最近の頂いた例として同じ本醸造で「羽前白梅」のものがあったりする。「羽前白梅」の場合はそれなりに好意的に頂いているとはいえ、あくまで平均的な本醸造の印象を超えるものではない。その後で「大黒正宗」を改めて頂くと、風味の膨らみのレンジの差をひしひしと感じてしまう。とりわけ、こちらの基本となる「大黒正宗 原酒」となると火入れの熟成酒、現在出回っているのが15BYという具合に2~3年も熟成させて蔵出ししている。とはいえ古酒然とはしていない。熟成による風味のまとまりやわずかなクセは感じるものの、むしろ瑞々しい軽さと風味の伸びの両立具合がとても好印象に感じてしまう。そして、燗上がりがすこぶる良い。杯を重ねていてもすいすいと身体に染み渡ってくるのである。
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