日々の晩酌を中心に、時々我が家の虎猫兄弟なブログ。
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 三光正宗 克正 生酉元純米 無濾過生原酒 雄町 H25BY
2015年08月04日 (火) | 編集 |
2015年8月3日

すっかり更新はご無沙汰しているが、晩酌はほぼ欠かしてはいない。どうしてもお馴染みなもののリピートが多いということもあるし、ブログにこだわるべき社会的状況でもないということもある(じっくり文章を書けるブログの利点はあるのだが、もう本業以外で凝った文章を書く余力に乏しく…)。そのような中、かなり久しぶりに飲んで当初の感動に通じるものを抱いたのが、数年来のブランクを経て購入に至った「三光正宗 克正 生酉元純米 無濾過生原酒 雄町 H25BY」なのである。年度や原料や仕様もほぼ同一の山廃バージョンを試飲した上で、そこから推測した期待を込めて一升瓶を購入し、じっくりと晩酌の回を重ねて楽しんだ。

ブログを始めた当初(2005年頃)、交流を通じつつでいくつもの名酒といえる清酒に出会えるという実りの多き期間だったといえる。そのような中で、極上の感想を抱いた一つに徳島県の「芳水」、その中でも当時の同蔵の高垣克正杜氏の神髄を味わうスペシャルシリーズとして蔵出しされた銘柄「高柿木」があった。大吟醸系も存在したが、個人的な好みのベクトルからもあまり米を磨かない純米ラインの山廃や生酉元の無濾過生原酒を頂いてとても楽しんだ。その後に年月が経ち、高垣杜氏が芳水酒造を離れ、岡山県の三光正宗株式会社の杜氏に移籍することになり、それまでの「高柿木」と同様のコンセプトにて蔵出しされたのが「克正」の銘だった。ただ、その移籍当初の最初の造りの折に味わった感想では、新たな環境で熟成も考慮されえないタイミングだったためか、かつての「高柿木」を最初に飲んだ印象とは大きく異なり、飲んで楽しむ上で個人的に重視するバランスの点で「厚み」「重み」が強く感じてしまうために飲みづらさを強く抱いてしまった。そのため、この何年も触れることなくご無沙汰してしまっていた。

そのような経緯の中、当初は別の銘柄を購入する意志を念頭に置いて、長らく足が遠のいていた(まぁ、この点は昨年度までの二年以上を京都に住んでいたためなんだが)近所の酒屋さんを訪れ、その当初念頭の銘柄がいつのまにか需給バランスが崩れていて一升瓶を小売りできない状況にある(四号瓶のみ販売可能とのことだったが、それなら無理に買う必要はない)ということで、それならば他の銘柄をとリストを見た折に白羽の矢を立てたのが「克正」だったのである。一年と少しの熟成となるH25BYにて、純米無濾過生原酒で山廃と生酉元の二種が在庫あり、山廃は試飲できるということで味見した上で、あえて冒険ということと、かつての「高柿木」にて特に好印象を抱いていた生酉元を未開栓の状態で一升瓶を購入した次第である。

DSC04400.jpg


今回の「克正」、三光正宗への移籍後に抱いた重厚さはあるのだが、それなりの酸味の爽やかさをもってバランスを保ち、しみじみ美味いと感じるものである。それなりの熟成も経ているので、ぬる燗程度に暖めても素直に甘みがふくらむ印象で楽しめる。この感覚や風味の系統は、かつての「高柿木」の生酉元を彷彿とさせるものであり、偶然が重なっての実にうれしい再会だったといえる。

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