日々の晩酌を中心に、時々我が家の虎猫兄弟なブログ。
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 久々に越乃寒梅白ラベル
2014年05月05日 (月) | 編集 |
2014年5月4日

GW期間中は何かと京都と大阪の自宅の間を行き来している。だから特別ということではないが電車にもよく乗る。GW期間とかも関係ないが、最近は電車内で活字の書籍を読む人の割合がめっきり減っているという感がある。数日前の日本経済新聞の春秋でも話題にしていたが、電車内でスマホを弄っている割合のなんと多いことか、そうでなければぼんやりされているか寝ているかが多数派であり、漫画を除く書籍を読んでいる率は数%ではないかと思えるぐらいである。朝の通勤時間帯ならそれなりに新聞を読んでいる率は増えるのだが、夕刻を過ぎれば学生もお勤め帰りも似通った状況になる。もちろん、新聞や電子書籍のリーダーとして用いている例もあろうが、チラ見している範囲ではゲームしているかSNSを眺めているかのどちらかがほとんどである。私も一切それをしないということはないが、どうしても疲れて寝てしまうや心が乱れている際の気分転換や情報検索やレスする必要など、限定的な場合に限られる。極力、電車のような制約の多く時間を要する場を無為に過ごすのはもったいないので読書をしたいのである。新聞を含めて読書することは、あれこれと考える知的訓練のための貴重な時間である。他の誘惑も少なく、人目にさらされる場では活字の読書はもってこいである。刹那的な快楽に流されず、ストイックにテキストに向き合って著者の表現したいこと、主張したいことがなんなのか格闘する、そんな機会を習慣とせずにどのように読解能力を保持するのか、その術を私は知らない。結構前から感じていることだが、PCなりスマホで簡単に情報が得られるからと読解・検討・推論等の努力をせずにネット世界でのんべんだらりと過ごしても恥と感じることもない。だからたとえ見栄でも電車内で読書する人は減り、スマホを手に取る人が台頭しているのだろうと。大事なのは皮相上滑の交友関係、思考停止状態でおべんちゃらコメントや「いいね」クリックや既読作業をしているだけで豊富な交友を見繕うことなのでしょう。私もfacebook(本ブログとはリンクなし)で「いいね」を押すこともあるがあくまで内容を読んだ上で評価すると判断した場合である。そんな、なあなあの仲良しごっこをすることが常態であり、誹謗中傷とは一線を画しての論拠に基づく批判や苦言であっても読解すらせずに感情論で排除しようとする傾向がある。それを突き詰めれば内容が伴うかどうかは関係なしに、高人気な人や多数派が絶対的な発言力や権力を持つ最悪な社会である。

越乃寒梅白ラベル

さて、今日は久々に新潟の石本酒造「越乃寒梅」の白ラベルをいただいている話題、白ラベルは「越乃寒梅」で最も低価格のラインになる。かつては幻の酒として名声を博し、偽物流通事件まで発生したぐらいであるが、個人的には特別な個性のある銘柄ではなく、普段の晩酌に好適な上質の清酒と感じている。今回は頂き物ではあるが、何件か正規特約店も知っているので時々購入することもある。「越乃寒梅」に関連しつつ、最初の活字系の出版書籍の話であるが、最近では本年のdancyu誌の日本酒特集の際に小規模ながら「越乃寒梅」の特集記事があった。今日は大阪実家で手元にないので再確認はできないのだが、現在の石本酒造の実態を伺う上では有意義な記事だったと記憶している。「越乃寒梅」について、ネット上でも表面的な情報は転がっている(例えば、佐々木久子氏の雑誌『酒』がブームのきっかけなど)が、当時の報道や書籍を読むのがより実態に迫ることができる。雑誌『酒』自体は手にする機会を得られていないが、当時の地酒ブームの牽引役の一人であった稲垣眞美氏の書籍は概ね所有している。その中の『日本の名酒』(新潮選書、1984年)では1974年に最初に石本酒造へ訪問した際の話についての章があり、当時の蔵の様子やインタビュー、蔵元の石本省吾氏との会談の様子などが記され、ブームの渦中における石本酒造を知る上で貴重な一次資料ともいえる。ネット上の情報を適当に切り貼りした程度のブログ記事とは資料価値において雲泥の差である。

そうそう、「越乃寒梅」といえば交遊のある和醸良酒さんが以前にこんな記事を書かれていたので最後に紹介しておきます。
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2014/05/24(土) 23:57:52 | | #[ 編集]
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