日々の晩酌を中心に、時々我が家の虎猫兄弟なブログ。
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 燗付けの価値
2007年10月17日 (水) | 編集 |
2007年10月15(16)日

前回の記事にて、銘柄を前面にだして売り込んでいる清酒は雪冷え状態で出すことをマニュアル化してしまっている居酒屋に関して「電子レンジ燗でも良いから燗にしてくれればいい」ということを書いた。それは雪冷えの状態で呑まされたり、得体の知れない酒(大抵は三増酒系とみて間違いなかろう)がセットされている自動燗酒機で提供されるぐらいならばその方がよほど真っ当だというだけのことである。ただし、どうせならば電子レンジではなく、きちんと湯煎にかけてくれた方がありがたい。そもそも私の日々の晩酌を見て頂ければわかるように夏でも清酒を飲むときは大抵燗酒である。飲み方は圧倒的に燗酒が好きだ。それこそ先日のように「秋鹿」の山廃純米吟醸だけれども雪冷えでの提供と、大手の上撰クラスあたりでもきちんと湯煎で燗をつけての提供(流石に自動燗酒機は勘弁)とどちらを選択するのか、と問われれば後者と即答する。

前回の記事の出来事があった翌日、つまり昨日15日も西天満の方で晩に所用があり、この日もその流れで食事がてらの外呑みとなる。完全に先方におまかせで天麩羅のお店にお連れ頂く。その間には瓶ビールと燗酒と頂く。燗酒については特に銘柄等を確認したわけではなく、「燗酒ちょうだい」という感じでの全くの流れである。用いられた酒器には「菊正宗」のロゴが描かれていたのでそれかもしれない。ともかく、どうやらキチンと湯煎で燗付けをされている様子、そうなると口当たりも柔らかく、旨味・香味も申し分無い。ただただ口福である。清酒を楽しむ際に重要なファクターは、銘柄やスペックは二の次で、真っ先にあるのは飲用温度であり特に燗付けであると夙に思える。別に何でもかんでも燗酒の方が美味いとまでは言わないが、よほどの高精白や高芳香のものでなければ大抵燗にすることでその酒が持っている本来の風味が発現して+の方向に働くものだ。だから、「秋鹿」の山廃純米吟醸であっても、結局は雪冷えで出されたら呑む価値が半減してしまう。そういうことがまざまざと感じられたこの二晩だったのである。特定名称酒的にはどうなのだとかは実に些細なことと思えたりもする。

ちなみに本日16日は休肝であります。
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