日々の晩酌を中心に、時々我が家の虎猫兄弟なブログ。
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 多分W杯のせい
2010年06月30日 (水) | 編集 |
PC前なう。つぶやきたくてもキャパ越えでツイッター使えません。つぶやきたかった内容は下の通り。

こんな時間まで起きていますがW杯を見ていたわけではあらず。満腹を落ち着かせつつゆっくりブログ書きながら、最近はまっているsuperflyの1stアルバムを聞いてますた。W杯のテーマソングではないところが私の天の邪鬼の本領発揮。
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 大阪北浜「ラ・トォルトゥーガ」
2010年06月30日 (水) | 編集 |
2010年6月29日

友人と晩に食事の約束、フレンチということで連れられていったのが大阪は北浜の「ラ・トォルトゥーガ」、私は知らなかったが、しばしば雑誌などにも紹介されているかなりの有名店の様子、食べログなんぞでも本日この記事を書いている時点で口コミが124件と相当な数に上っている。先に行っておくと、概ね、そこでの評価点と批判点と大差がない印象ではあった。初訪ということでこのお店の空気や間合いを認識していなかった(ついでに事前の予備知識もなかった)ことに起因する問題も多いかとは思うし、それを掴んでいれば良かったということもあるのであえて正直に記しておく。

最初席につき、メニューを差し出されたが料理のモノのみで特に飲み物のオーダーも聞いてこない。「ここはアルコールを提供しないお店?」と思ってしまったぐらいである。この暑さでこちとら早くビールが飲みたい。で、料理のメニュー表も手書きなんだがこれがまた判読不能な文字が多々あり読みにくい。手書きと印字のどちらが良いか云々以前の問題である。友人と解読しながら何を注文するか悩む。その間けっこう時間があったがこちらから声をかけるまでオーダーにはこない。料理のオーダーをした後に、ビールが欲しいということを言ってから友人の分(友人はアルコールがダメ)のためにようやくドリンクメニューが出てくる。普通この手の店だとアペリティフがてらにドリンクを聞いて、それを飲んでいる間に料理のオーダーを考えさせるというのが定石だと思っているので、「メニューだす順番が逆じゃね?」と思ってしまった。この辺の経緯でこういう雰囲気のお店として最初の違和感を感じてしまったが、ビールがハートランドだったので機嫌が良くなる。

その後の料理は良好、取り分け前提で量も多く、味も良い。CPはかなり高い。メインは一皿にしたが前菜とデザートは二皿にしたので満腹状態。友人は「ここの料理は量が多い」とは言っていたが、これほどのものだったのならもう少し減らすか、デザートは後でのオーダーにしておくべきだったとは思う。

ラ・トォルトゥーガ01
お肉のパテとピクルス
ラ・トォルトゥーガ02
手長エビと鶉のサラダだったか?
ラ・トォルトゥーガ03
メインの子羊背肉

お酒はハートランドの後、自分しか飲まないのでグラスで赤を二杯。
写真は全て出てきたままではなく、取り分け後(それも全てを取り分けていない)の状態。ここはよほどの大食漢でない限り一人で来るお店ではない。逆に複数人で来れるなら非常に嬉しいお店である。よくネット上の下馬評で言われているように、確かに次の料理が出るまでに結構時間がかかったが、パンや飲み物はあるのでそれほど手持ち無沙汰な印象はなかった。逆に立て続けに出された方が困ってしまうだろう。むしろこちらの食の進み具合を見ながら次の料理に取りかかってられたという様子は見受けられた。

そんなこんなでデザートまで来る。しかし、食後のコーヒー(カプチーノをオーダー)が出てこない。ここで再びの違和感。「ここはデザートを食べ終わってからコーヒーを出すシステム?」かと思いつつ、アイスなんかも含まれているのでガツガツ食べて、ほぼ食べきったぐらいに遅くなったことを謝りつつコーヒーを持ってこられた。うーん、とかくここは違和感を感じたら突っ込みを入れる必要がありそうである。また、人気店で客足は絶えない(本日のような火曜日で、おそらく予約のみで満席)ということが定着しているからかもしれないが、最初のドリンクの経緯の様に全般的にお店側からのレコメンドが少なく、淡々としているという印象ではあった。まぁ、そういうことを踏まえてこちらの提供内容の良い面を享受する構えで利用するには好適であろうとは思う。

 この頃の事
2010年06月26日 (土) | 編集 |
2010年6月23~25日

ねぶるゆうき

なんだかゆうきはやるきまんまんです。

どうも更新が滞ってますわ。書きたいこと、そしてそれをどこまで書くべきか、そういう狭間で悶々としているウチにタイミングを逸すると言いますかね、なかなか悩ましいんですわ。

23日は予定通り家族が帰宅し、普段の生活に戻る。やはりというか、欧州から戻った直後ということで刺身等の和の食卓、当然の如く清酒を持ち出す。

文佳人純米酒

高知のアリサワ酒造「文佳人 純米酒」である。購入したおおさかやさんでは「純米原酒」とされているが、確かに度数は17~18度と高めではある。また、現在同店で売られているのは21BYだが、数ヶ月前に購入したので20BYのもの、ラベル記載の製造年月(これは概して出荷時点)でも21年10月となっている。高知酒で火入れであり、軽めで落ち着いた風味の清酒を予想していたが、その予想は良い方向で裏切られた。老ね感は皆無で、しっかりと香味を主張するがそれはやかましいということはない。そして、実に味にふくらみ・広がりがある。一年と少し寝かされていたことによる味乗りだろうと思うが、適熟という表現が連想された。なかなか気に入った。

24日は友人と天満で飲む約束があり、ただその友人の奥方の体調がよろしくない(どうもおめでた)ということでそれほどゆっくりできないことから定番一件に的を絞り、一日インターバルで今週二度目の「天満マッスルホルモン」、串をほおばりつつ、生Bマッコリ(白)にホッピー(レギュラー)をナカ一回おかわりを飲む。

ひとまずマッスルを出て、友人と別れた後、もう少し飲みたいなぁと思い、山中酒の店系列の「立ち飲み やまなか」へ。この界隈はしょっちゅうぶらついているし、これまで何度か訪問しようとしたこともあるがいつも満席で、実は今回初めて入ることができた。ちょうどカウンターが一席空いていたのでそこに入り、「秋鹿」雄町の山廃70%や「東北泉」の雄町、「るみ子の酒」のオーソドックスな純米の燗酒などを頂いたが、特に好印象だったのは「長珍」のSUMMER JUN。たまたま隣になった方と話が盛り上がり、杯が進みましたわ。この日はカメラを持ってこなかったので写真はなし。「食べログ」等での下馬評ではサービス面について酷評されているが、あの規模・内容・価格設定からいえば妥当なところじゃないかと。後、「食べログ」の某レビューで一つ気になったので言っとくが、別に山中酒の店自体は純米専門でもないし、実際の店の方に行けば結構本醸造も置かれている。純米が目立つのは店の方針というよりも、各酒造家が特定名称酒中心、特に純米系をメインに造る傾向(より進めた形として全量純米も存在)にあることが先行してあると、私は認識している。純米専門とせずとも、各酒造家の一押し的な酒を選べば自然と純米系統中心となるだろう、そういう前提となる背景・構造が現在ある。

25日、前日のやまなかで結構杯が進んだこともあり、飲み疲れも出てきたので休肝にする。飲みはせんかったが、楽天で初めてヤッホーブルーイング(「よなよなエール」が主力のクラフトビール会社)で買い物をした(一応言っておくがこちらのビールは何年も前からしばしば愛飲している)際についてきた割引きクーポンを使って購入しようとしたのだが、いくらやってもクーポンコードにエラーがあるとかで割引き適用されない。当然素面であるしケアレスミスにしても4~5回入れ直して全然ダメなのだから、店側の設定の問題か、あるいはクーポンコード(プリントされた紙で配送商品に同梱されていた)そのものにミスがあったとしか考えられない。問い合わせて確認するのもなんだか興ざめであるのですっかりヘソを曲げてしまい、思い立っていきなりベアレン(盛岡のクラフトビール)の一年購入コースを申し込んだとさ。いやこれ、計算したらマジで安いし(送料かからずに一本300円)、毎月の送付のタイミングに併せて追加購入するなら別途送料はかからない。申込期限は後わずかでっせ。



 一人暮らし状態、アサヒゴールドと「〆張鶴 特別本醸造 雪」
2010年06月20日 (日) | 編集 |
2010年6月19日

現在、家に一人(と猫二匹)である。いや、ずっと実家に住んでいるんだが(注:ニートではない)、家族が現在フランスに旅行中のためである。どうしても我が家では猫の世話をする必要がある(しかも超人見知りのため、近くに住んでいる親戚にすら任せられない)ので、だれか一人は家に居なければならない。ということで、私の海外出張を避ける形で、私が帰ってきた次の日に旅立ったという次第である。来週半ばまで一人なのである。

純粋に下宿・一人暮らしを体験したことはないのだが、家事全般は普通にこなせるし(注:家事手伝いでもない)、料理は好きで普段からちょくちょく作っているので、手間がかかるという以外は問題はない。外食で通しても良いんだが、どうせ外食するならしっかり満足のいく様に飲み食いしたいのでどうしても出費がかさむので、自炊の方が多くなる。一昨日に休肝にした時などは麻婆豆腐(当然、豆板醤や甜麺醤で味付け)を作ったりした。

先に本日のこと、週間天気予報では雨となっていたが日中雨が降らなかったので洗濯物が乾いて助かった。一方、夕方頃に杉本商店に赴こうと思っていたがちょうどその頃に夕立みたくに雨が降ったために行けなかった(自転車に乗れないと厳しい)。仕方がないので電車に乗って行ってスーパーで買い物を済ませる。W杯にはそれほど熱は入れていないが、せっかくなので観戦しようとそれまでに夕食の準備をあらかた済ませて風呂に入って汗を流す。

アサヒゴールド

まずは限定発売の「アサヒゴールド」を頂く。やはりここではアサヒのレトロなジョッキで合わせる。酸味が強いという感想を持ちましたが、嫌いな味ではないですね。

〆張鶴雪

食卓は鶏の肝・砂肝の煮込み(この手の煮込みはお手の物)、豚バラ・もやし・シシトウの炒め物、オクラの刻み、トマトのスライスにオリーブオイルと塩をかけたものと、買い物時に食材を見ていて思いつくままに作った献立。そんな手のかからん内容とはいえ、出来合ゼロで仕立てる。野郎の一人暮らしの食卓じゃねえな。
で、食中酒には新潟の宮尾酒造「〆張鶴 特別本醸造 雪」をぬる燗で。ほぼ吟醸に近い内容で、ほどよい甘味を感じつつするりと味切れも良く、ゆるゆると杯を重ねる。人によっては時代遅れの銘柄とみられるかもしれないが、なかなかどうして、良い酒だと思うよ。


 海外もひかえつつ「旭若松 純米酒」
2010年06月11日 (金) | 編集 |
2010年6月10日

今週末から短いながら台湾と香港に出張する。何とも海外に行くことに感覚が麻痺しつつあるこの頃でもあるが。

旭若松純米酒


先日、「純米以外の酒の会」があったところだが、アル添だろうが純米だろうが、良き酒を楽しむのが基本スタンスである。徳島の那賀酒造「旭若松」は好きな銘柄であるが、加水火入の純米酒を購入して頂くのは初めてであったりする。燗酒で素晴らしく。この間に入手していた念願の酒器、錫の提子(ひさげ)と共に。



 荒走り、中取り、責め
2010年06月04日 (金) | 編集 |
勝手な思い込みで書くことは恥ずべき事。

何とも適当な説明がなされている某所にリンクなり、TBなりつけたいところだが、それは置いておいて、清酒の「荒走り」、「中取り(中垂(だ)れ、中汲み)」、「責め」の定義について、手持ちの中で比較的信頼性が高いと思われる資料の説明について整理しておく。どうも「中取り」は醪および酒袋の自重だけで滴る部分だけで、人為的に圧力をかけて出てきたものは「責め」という認識が一部に見受けられる。これらの表現は昔ながらの槽を用いての搾り方に固有の区分であろうし、自動圧搾機を用いた場合や袋吊りといった特殊な搾り方によって異なってくるだろう。それに蔵によって製品に当てている定義に差はあるかもしれんが、「荒走り」「中取り」「責め」の区分は一般認識としてこう捉えるのが本則だろうということである。

桜井芳人ら編『総合食料工業』(恒星社厚生閣、1970年)の「清酒」の「上槽」の項目より、

「5.5~9L入りの酒袋(木綿または化学繊維製)に分注して、槽(木、コンクリート、ステンレス製)の中に積み上げる。最初は加圧しなくても清酒は流出(脚注:この部分を荒走りという)するが、その後次第に圧力を高めながら、上部から全体を加圧していく(脚注:中だれという)。翌日、袋を積みなおして(槽なおし)圧力が均一にかかるようにしてから、140kg/c㎡程度の圧力でさらにしぼる(脚注:責めという)」(419ページ)



小泉武夫編『日本酒百味百題』(柴田書店、2000年)より、特に問題ない部分は省略しつつ、

「もろみを詰めた酒袋を槽に並べて積み重ねる。このとき、槽の垂れ口から最初に出てくる酒は、袋詰めの時に漏れたりしたもろみの粒子が含まれていて白く濁っているが、これが「荒走り」である。…積み終わって数時間ほどは、酒袋自体の重みできれいな酒が自然に垂れてくるが、…積み上げた酒袋が低くなってきたら…圧搾を始める。…翌日、酒袋を別の槽に積み替えて(槽直し)再び圧搾する。これを「責槽」といい、ここで出る酒を「責め」という。荒走りの後から責めの前まで出た酒は品質がよく、「中垂れ」とよんで区別する」(170~171ページ)


上原浩『いざ純米酒』(ダイヤモンド社、2002年)より、かなり専門的な解説がなされているが、

「圧力をかけずに酒が流出する間を水槽と言う。水槽の最初の部分を「荒走り」と呼び、…それ以降を「中垂れ」「中汲み」と呼び、ここからは入れ口のタンクに採る。…槽かけ後四時間から六時間経過した時点で、全体の約七割方の酒が得られる。この間に袋の内部では、醪中の大きい粒子が袋の目に溜まり、順次内側に小さい粒子が堆積して濾過槽が形成される。その後、加圧してさらに醪を搾るが、この場合に急に大きな圧力を加えると酒袋が破損すしたりするので、最初は最上部の袋の上に枕木などをのせて軽く圧を加え、その後に縁抜きと称して槽の前後一列分の袋を重ねて一平方センチあたり三十五キロの力で圧搾する」(154ページ)

「上槽の翌日になると流出が少なくなり、酒槽の隅のほうは搾り切れないので、袋直し(槽直し)と言って袋を積み替え、さらに一平方センチ当たり二〇〇キロ程度の強圧を加える。これを「責め」という」(155ページ)


といった具合で、文献ごとで圧力の数値に違いがあるとはいえ、総じると、酒袋を積みはじめて最初に滓がらみで出てくる部分が「荒走り」その後に滓を含まずに透明になって以降に緩やかに圧をかけて搾られた部分が「中取り(中垂れ、中汲み)」最後に酒袋を積み直して強く圧をかけて搾った部分が「責め」である。強調しておくと、厳密に言えば自重のみではなく緩やかに圧をかけて出てくる部分も「中取り」である。余談ながら、引用では省略しているが、「責め」は得られる清酒量の5%程度とのことである。

さて、一方で日本名門酒会の公式サイトでの解説などではどうも圧力をかけて出てきたのは「責め」であると捉えられてしまうような、特に「中取り」の説明が曖昧な解説になっている。蔵元がHPで用語解説をしている場合、この説明をそのまま持ってきてしまっているという傾向が多いように見受けられる。つまり、この説明による認識が大勢を占めているだろうと推察される。

また、清酒好きにはそこそこ普及しているであろう尾瀬あきら『知識ゼロからの日本酒入門』(幻冬舎、2001年)でもそのような記述になっているのはどうにも頂けない。引用しておくと、

「酒袋を槽に置いただけでも、酒は酒袋から染み出て勝手にしたたり落ちてくる。それが「荒走り」。炭酸ガスを含み、若く勢い旺盛だが、味は淡泊な酒だ。この次に、槽いっぱいに酒袋を積み、その重みだけで一昼夜かけてあふれてくる酒があるが、これが「中垂れ」の酒。「中汲み」や「中取り」ともいう。味・香りともに、その酒本来の味わいが楽しめる部分だ。さらに酒袋の位置を変え、槽の上に圧板をのせて圧力をかけ、粕ができるまで搾っていくのが「責め」の酒」(133ページ)


これは、取材された蔵のやり方がこうだった、という風に解釈もできるが、「中取り」の部分は上記の定義とは異なる記述となっているのは確かである。こういう認識が流布している一端か。後、個人的疑問として荒走りって淡泊な感じするかね?

資料収集は私の性分からくるものであるが、何かの事柄を説明しようとする場合、さらっと書くにしても一定の確実性を伴った情報を検証した上で依拠しておく必要はあるのは間違いない。うんちくたれたければそれなりの下積みが必要、そういうところで中身空っぽさの馬脚が現れるものである。



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