日々の晩酌を中心に、時々我が家の虎猫兄弟なブログ。
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 おちつくゆうき
2008年09月29日 (月) | 編集 |
くつろぎゆうき

こんなふうにくつろいでいたいものだがねぇ。。。
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 とりあえず、泡盛「瑞泉」
2008年09月29日 (月) | 編集 |
2008年9月29日

この土日が多忙だったことから前後の更新が滞り気味で申し訳ない。

実は木曜日深夜、もう記事を更新することは無いと思っていた弐式(於Yahoo!ブログ)に先日upした「特定名称酒と原料米」の特別版をそちらにupした。というのも、この記事を書くきっかけになった酒販店は間違いを指摘されたにもかかわらず(くれぐれも、私は直接伝えてあげるような邪魔くさい真似はせん)、自分では調べもせずに「制度や無知な蔵元が悪い」と言わんばかりのふてくされた声明を出していたり、ブロガーの方に至っては勢い余って特定名称酒の解説記事(それも、国税庁の基準に則った形跡の無い、二次資料か酒屋の受け売りの歯牙にもかからん内容)を書いたりと、あまりの散々たる状況に怒り狂わんばかりだったのだ。その件のブログがYahoo!ブログだった故に、自らの戒めを破って弐式にて記事をupしたという経緯だ。イタチごっこに過ぎんし、所詮は自己満足の域を出ん。一人憤っても仕方が無いのは判っているが、しかし…。

泡盛瑞泉


ひとまず落ち着くか、と本日はあらかじめ主菜がゴーヤチャンプルだと聞いていたので、たまには泡盛を合わしたいと思い、買い求めた(長らく家の在庫を切らしていた)。思い立ったその日故、お手軽に百貨店系しか買えず、それで選択したのは「瑞泉」、600mlの泡盛特有の透明ガラス瓶のものだ。「瑞泉」は青龍辺りの古酒(クース)系は何度か頂いたことがあり、入手しやすい泡盛の中では好印象を抱いていたこともあり、普及版の新酒のものを頂くのも良いだろうという感覚でこれを購入した。風味はなかなか濃厚だ。荒々しさが新酒らしくてむしろ良い感じだ。湯割り等では荒さがやや目立つ感があるものの、まさに「泡盛を頂いている」という充足感を伴うもの、それなりに杯を重ねて頂いた。

ということで晩酌の話題は以上であり、気も落ち着けたいところではあり、そんなにブログにかまけてもられない所ではあるのだが、いずれは追求せねばならんと思っていた清酒の純米偏愛者による主張の中の欺瞞を取り上げねばならんと感じている(やるとなると根を詰めねばならんし、いつになるかはわからんが…)。いわゆる酒マスコミは純米偏重に阿る腰砕けであり、一方で確信犯的にアル添に対する偏見を流布している事例がいまだに目に付く。醸造アルコールの原料は様々で中には同根原料である米アルコールを用いている蔵が存在しているにも関わらず「(大抵はドロドロの液体という表現を強調して)サトウキビの絞りかす(あるいは廃糖蜜)を用いている」と断言するのはその最たる例だ。それを批判すべきは「アルコール添加」という行為そのものではなく、「清酒の原料とは全く縁のない(得体の知れないと言って良いような)原材料を使用する」という行為に向けられるべきものである。それを「アルコール添加(柱焼酎と置き換えても同様)」全般に対して述べるのは誹謗中傷にも程がある。唾棄すべき酒を批判するために関係の無い蔵まで巻き込むなど、それこそ風評被害の温床では無いか。

(↓ここにもいるんだよなぁ純米偏重は)
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 ナギサビール PaleAle
2008年09月26日 (金) | 編集 |
2008年9月24日(upが遅くなって申し訳ない)

どうにも晩酌の話がおざなりになっている昨今、腹立ちが多い分、そんなのを忘れるかの如く晩酌するのが健全であるんだが。

少し振り返ると、22日の月曜はとある送別会にて、チェーンの居酒屋にて飲み放題コース、瓶ビールぐらいしか呑むものが無いので瓶ビールばかりを頂く。一番絞りかクラシックラガーが選択でき、全体は一番絞り、私は途中から熱処理ビールをとことん味わっておこうとクラシックラガーに移行、中瓶で丸々4本は呑んだ。一番絞りと合わせて3Lはビールを呑んだか、清酒で換算すれば原酒系を五合程度呑んだぐらいのアルコール摂取、さすがに翌日はちとしんどかった。

ということで、23日は休肝にしておいた。そうなればと久々にちょっとだけ気を入れてカレーを調理。やっぱりあれですなぁ、ガランマサラは炒りたて擦りたてが一番ですな。

カレー0923

基本的にカレー大好き人間であるので、一度に鍋一杯に仕込んでしまう。本日24日も当然にカレーを食す。というか、一度出来れば2~3日は食べれなければ満足が出来ん。とはいえ、休肝明けで酒を呑まないのはあり得ない。なので、ビールぐらいは頂く。

ナギサビール

頂いたビールは、一ヶ月ほど前に行った白浜にて弾みで購入していた地ビール、ナギサビールのPaleAle。アメリカンウィートとの2種類で、アメリカのクラフトビールのイメージであろうと思える。白良浜までのバスに乗っていたら醸造所の前を通りかかったので窓から外見を撮影。

ナギサビール工場

風味の印象は名や見た目に違わぬというところ、カスケードホップの華やかな香りが明確に感じられるし、ペールエールでも完全にアメリカのノリだ。ビーチで頂いていたら白浜の地ビールとしての魅力が見えたのかもしれんが。

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 特定名称酒と原料米
2008年09月22日 (月) | 編集 |
前回の記事で投げかけた一言、意味する所は要するに、清酒の特定名称酒の要件として原料米が「2等以上の国産米である」と断言してしまっている痛い酒販店がいて、それの情報にだけ依拠して好き勝手述べているもっと痛いブロガーがいたりして、あまりのいい加減さに腹立ちを隠しきれなかったわけですわ。

酒販店がろくに調べもせずに書くのは甚だ論外なんだが、いちいち揚げ足取りをしようということはない。ただ、先の記事でああ言った以上、ここで実際の法制度の基準の内容について触れておきたい。特定名称酒の基準を定めるのは「酒税の保全及び酒造業組合等に関する法律」(「酒税法」と密接に連関する法律ではあるが、「酒税法」では無い)の第86条6第1項に基づいての国税庁の告示である「清酒の製法品質表示基準」であり、原料として用いる白米については次の通りにある。

「白米とは、農産物検査法(昭和26年法律第144号)により、3等以上に格付けされた玄米又はこれに相当する玄米を精米したものをいうものとする」

とりあえず、これをどのように解釈したら「2等以上の国産米」と読み取ることが出来るんでしょうねぇ。もしかしたら3の数字に反応してアホになってしまったのだろうか。

仮に、2と3を打ち間違えたという単純なケアレスミス(文章内に複数回出てくるが)、もしくは単純な数字の覚え間違い(書くときに資料を再度チェックするのは最低限のマナーだと思うが)と、善意的に受け取ったとしても、国産米に限ると断言しうるかどうかの疑問が残ってしまう。上記の基準の該当箇所だけではどちらとも判別出来ない。こうなると農産物検査法の内容や、等級制度についても確認しないといけないわけで、(個人HPはやたらヒットしますが)ようやっと農産物規格規定まではたどりついて、等級の内容や醸造用玄米(一般的には酒造好適米)など、大元の規則ではどういう内容であるかは確認したが、実はそういう回り道をせずとも、答えは「清酒の製法品質表示基準」のこれまでの改正内容を確認したら明記されてましたわ。それが端的に確認出来るのは国税庁の毎年発行している『酒のしおり』かと思える。その『酒のしおり』、最新の平成20年3月版ではすでにわかりきっていることであるためか、説明が曖昧なんだが、平成12年2月版をみるとはっきりと書いている。→該当箇所

「清酒の製法品質表示基準」の告示は当初、平成元年11月に出されたものである。それが平成9年2月に最初の改正が成されており、その際に3等以上の格付けに相当する外国産玄米を精米したものについても使用が認められる旨改正されている。それは現在でも特に撤廃されていることも無いので、外国産米を特定名称酒に用いること自体は可能である。つまり、当初は国産米に限定されていたのかもしれないが、現状では特定名称酒の原料は国産米に限定されないのであり、国産米であろうと外国産米であろうと、とにかく等級が付くような品質(破砕米が多く混入するようでは等級はつかない)であることが原料米の条件となる。「特定名称酒に国産米を用いている」というパターンは実際に大半を占めていると思うが、「特定名称酒だから国産米を使っている」というのは現状の規定上、判断は出来ないのである。

個人的な感想として、確かに特定名称酒に外国産米も使用可能となっていることには疑問は残り、これは影響力の大きい酒造家の移行が反映された政治的な意図での改正でなかろうかと思ったりするが、情報や制定されている規則を勝手に曲解したり、筆者の不手際でウソを流したりすることは可能な限り回避する必要がある。また、今回のように特定名称酒に依拠し過ぎる傾向や、その内容を批判する意見、蔵元による特定名称の付け方に噛み付くクレーマー等も散見されるが、単なる目安に過ぎないものに振り回されている事の方が馬鹿げているのではなかろうか。かくいう私もこのような記事を書いている時点で同じ阿呆であろうが。

 記事をまとめている余裕も無いので、ちょっと一言
2008年09月21日 (日) | 編集 |
事故米の件にかこつけて、自身の取扱商品を売り込んだり、法制度など放りっぱなしで勝手な思い込みだけで清酒(主に特定名称酒)は問題ないとする(今回の件で美少年酒造さんが扱ったという、破砕米が多く混入する米にはまず等級など付かないという意味で特定名称酒は大抵、関係の無い話というのは確かなんだが、その説明が妄想レベルで無茶苦茶)といった、KYっぷり全開な声明を公言してしまっている酒販店やブロガーが増殖中の昨今、非常に虫の居所が悪いこねくろです。ちょっとこれまで必要以上に突っ込んで調べてなかった特定名称酒に使用できる原料米(等級など)の基準の事実関係の確認(確固たるソースの確認)に手間取ってしまったので明確に記事にまとめる時間が無くなってしまいましたが、寝る前に一言だけ言っておきたい(釘を刺しておきたい)わけです。

みなさん、まさか特定名称酒(大分類で本醸造酒、純米酒、吟醸酒)には「2等以上の国産米」しか使えないなんて思ってませんよね?


 熱処理ビールを考える、あるいは麒麟のニッポン・プレミアムとゴールド
2008年09月19日 (金) | 編集 |
過日にも少し触れたことがあるが、日本の大手ビールの大半(地ビールもそうかもしれないが)は非熱処理(パスツリゼーションのされていない)、つまりは生ビールが主流をなしている。日本での定義では樽であっても瓶/缶詰めであっても非熱処理のビールならば生ビールとなる。現行も販売されているビールの中で、連綿と熱処理ビールで有り続けたのはサッポロラガーぐらいであろう。数十年ぐらい前の頃であろうか、マイクロフィルター等の技術により熱処理しなくても酵母をビールより取り除くことが可能となり、「生=新鮮=美味い」というイメージ戦略であろうか、ビール業界は一気に生ビールに移行した様だ。その辺りはいわゆるドライ戦争でも反映されているのかもしれない。

この点に関して、以前に酒販業界の方から興味深い話を伺ったことがある。あくまで伝聞であるので当事者であるビール会社の担当に確認したわけではないことを先に述べておくが(同様の話はネット上でも散見されるが)、登場して瞬く間にビールシェアを席巻したSDは生ビールであった。SDのヒットでシェアを拡大していた途上にあったアサヒビールは当時熱処理ビールであったキリンラガーが主力製品の麒麟のシェアの牙城を生ビールで穴を空けた格好になり、そのことを「生ビールシェアNO.1」という宣伝文句で表した。しかし、これに業を煮やした麒麟は、アサヒビールにその宣伝文句を使わさせないためにキリンラガーを全面的に生ビール化してしまったというのである。その結果は旧来のキリンラガーファンが離れることになるのは自明であろうし、「ビールシェアNO.1」のお株も奪われたことは歴史的事実として確認出来る。結局はかつての熱処理版のラガーを「クラシック・ラガー」として復活させることにもなる。

さてと、生と熱処理に関しては因縁深い麒麟であるが、熱処理ビールに関しては一定のコダワリを持っているように拝見される。麒麟の現行商品ではクラシックラガー、ゴールド、ニッポンプレミアム、定番季節限定商品である秋味と、密かに熱処理ビールが多いのである。特にここ1~2年の間に主力商品とすべく投入したゴールドとニッポンプレミアムが熱処理ビールであることは興味深い。ここ数十年の間に生ビールに傾倒し過ぎたビール業界がここに来て熱処理ビールへの回帰傾向(生ビールと熱処理ビールの両立と言うべきか)にあるのではないかとも思える。

しかし、当の熱処理ビールのラインナップを増やしている麒麟自身がそのことをまるでアピールをしていない。公式サイトの商品案内を見ればよくわかるが、それらの商品の特徴として熱処理ビールである旨が一切記載されていない。私自身の経験としては、麒麟のラガーとクラシックラガーの違いは当初認識しておらず、酒屋さんに口頭でその違いを伺うまで知らなかった。それぐらいに、一般的にそれらの商品が熱処理ビールであることは認識されていないように思える。そのことは混乱の元になっているのでは無いかと思える。その最たる例として「ニッポンプレミアム」を挙げたい。

麒麟ニッポンプレミアム


「ニッポン・プレミアム」、発売された当初にさっそく頂いたりもしたが、どうにもピンとこず、それ以来は手を出そうとは思えなかった。なぜなら、実勢価格はヱビスやプレミアムモルツと同程度かそれより高いぐらいであるが、個人的にはそれらの方を選択した方が遙かに良いと思えたからだ。いわゆる「プレミアム」を謳っているビールの中で風味の傾向が明らかに異なる。そのことがどうにも不思議だったのだが、熱処理ビールであるという点で大体は納得した。風味の傾向が異なるのは当たり前で、清酒でも火入れと生酒で異なることを考えればわかりやすい。生と熱処理の明確な区別の無いままに、プレミアムビール(銘やデザインの中に「プレミアム」に類する文言が付されているビール)市場に投入されてしまっており、並列されれば違和感の元である。

この頃、スーパーや百貨店の酒売り場を覗いても「ニッポン・プレミアム」を扱っている所は減少しているように思え、置いていても扱いは小さかったりする。このまま消えてしまうのではないかと邪推してしまうが、まぁそれはともかく、今一度(舌に記憶を残させるべく)味わっておきたく思い、一つ購入して頂いたりした。改めて頂いて思ったのは、爽快感は皆無に等しいのである。その一方で味が濃くて丸みがある。そして、結構酸味が強い。清酒で例えればどっしりとした火入れ酒のイメージそのものなのである。あくまで味の好みは人それぞれではあるし、食い合わせ等の条件によっても異なってくる物だが、個人的には日本のピルスナー系のビールに私が求める風味とはベクトルは異なる。とにかく、ヱビス等とは全く違うことは間違い無いだろう。私なんかはヱビスやプレモル、同じ麒麟ならばハートランドあたりを好むが、その感覚ではまず「ニッポン・プレミアム」をリピートしようとは思えなかったのだ。

キリン・ザ・ゴールド


くれぐれも、あくまで個人的な感覚であるが、同じ熱処理ビールならばこの「ニッポン・プレミアム」よりも風味の点で「ゴールド」を選択してしまうということ再認識した。「ゴールド」に関しても改めて頂いたが、丸みのある味、酸味の存在などの特徴に共通点はあるものの、こちらは爽快感が伴うのである。これはホップの違いに寄るのかもしれない。

ひとまず小括すると、キチンと熱処理ビールであることを明言し、熱処理ビールであることによる魅力を押し出す方が良いんでない?、ということに尽きる。他者の競合製品との差異は熱処理ビールという点で土俵が異なる。むしろ、共存両立している方が風味の違いを楽しめ、気分や状況によっての選択が出来るようになるのだから、熱処理ビールも生ビールと同様のアイデンティティをもって喧伝することはビール業界にとってオモロクするきっかけにもなるのではなかろうか。

追伸
熱処理ビールということで、サッポロラガーも頂きたいと思える今日この頃であるが、CVS限定販売の缶ではなく、瓶で呑みたい(ここ重要)ので保留中。


 酔鯨 高育54号 純米吟醸
2008年09月16日 (火) | 編集 |
2008年9月15日

晩酌を楽しむ場合、料理との相性を考慮することは基本中の基本だが、それは実に悩ましい。特に、私は刺身といった生魚の場合は清酒以外に考えられないが、これには風味の相性と共に産地も考えたい。なぜなら、その地の酒はその地でよく食される食材や料理との相性が良いのは自明の理であるかだらだ。少なくとも、海の魚には海に面した都道府県の酒蔵のものを選びたいと思える。しかし、ついついそのことを忘れて清酒を購入してしまうものだ。

最近購入して呑んでいるものと言えば、先日訪問した長野にて購入した地酒や、奈良の大倉酒造のものだったりする。このどちらも、言うまでもなく日本で有数の海に面していない県であり、むしろ山の酒である。だが、我が家では魚介類が食卓に並ぶ場合が多い。実は昨日も鮪や帆立の造りが主菜だったりしたので、やむを得ず清酒としてそれらを合わせていたが、突き詰めると決して口福とは言い難かった。海を意識した清酒を一本は常備せねばならないと痛感した次第だった。

そして本日、主菜はシマアジとハマチの造りと確定していた。この頃、親のとあるツテから釣られてきた魚を頂く機会が度々ある。そちらの方、ご主人が大層釣り好きらしく釣果も伴うが家族構成的に食べきれない場合がよくあるらしく、お裾分けにあずかるわけだ。いやはや実に有り難い話である。シマアジにハマチといえば外洋系で考える方が無難だろうと、思案した末に高知酒を求めることにした。とはいえ、思い立ったが吉日ではあるが、祝日となると一般的な酒屋は軒並み休業である。こういう時は百貨店頼みということで、梅田の三店舗をぶらついた。その末に手にしたのが酔鯨酒造「酔鯨 高育54号 純米吟醸」だ。

酔鯨高育54号


この銘にある高育54号は高知県の酒造好適米として品種改良されて生まれた米の品種の事で、現在は「吟の夢」の名で知られている。それを用いての50%精米の純米吟醸となっている。

まず冷やで頂くと、ほどほどの吟醸香、甘味や酸味を感じさせつつ酒質は土佐酒らしく軽快なものである。酒度は+7で、良い具合に糖が切れているように思える。実は「酔鯨」にはこれまで馴染みは無かったが、ごつごつした固い辛口というよりも柔らかい酒質にて、なかなかに美味い。燗にしても上々かと。ずば抜けて、ということは無いのだが、「酔鯨」を共に頂いたことで食事は軽やかに進んだということは明記しておきたい。高育54号(吟の夢)の特徴というのはいきなりでかつこれ一本では何とも判らないが、これを呑み切るまでの間とその他の土佐酒を頂く機会の中で意識はしておきたい。

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 金鼓 山廃仕込み 純米酒
2008年09月14日 (日) | 編集 |
2009年9月13日

この頃、知名度が上がっている清酒銘柄の一つとして、奈良の「大倉」があるように思える。これは蔵元である大倉本家の名前を直接用いた新ブランドなわけだが、もともと存在していた銘柄が「金鼓」だという。燗向きの清酒を買い求めた際に、色々と試飲した上で結果的に購入に至ったのがその「金鼓」の山廃仕込み純米酒、原料米は香川県産オオセト100%、精米歩合70%で瓶燗による火入れである。明記はされてないが、数年は寝かされている。それで一升瓶で2k円弱と、晩酌志向の低価格でこのスペックはやはり目を見張る。

金鼓山廃純米酒


まだまだ夏を脱し切れていない気候の中で、本日は鍋であったりする。それに合わせて頂いた。常温の冷や(購入してからも常温で置いていた)と燗で頂いてみたが、開栓した本日はいずれも大きな差は感じない。熟成感が強く、ややクセのあるように感じる物だが、酒質はゆるゆると柔らかい。酸味や甘味は感じるが後口の切れが良いので軽快さがある。自然と杯を重ねてしまうところが、普段に頂く晩酌酒のノリを体現しているように思える。

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 MONTE ORY Reserva 1995
2008年09月14日 (日) | 編集 |
2008年9月12日

MONTE ORY Reserva 1995


本日は家庭内でのちょっとした打ち上げがてらワインが呑みたいというリクエストにて、買い求めた結果がスペインのワイン「MONTE ORY Reserva 1995」、結構なヴィンテージながら、1,000円台のお買い得価格。

スペインということで、パックながらハモン・セラーノやスペインチーズ(マンチェゴ)を用意する。ワイン自体は熟成期間に比べてライトな感覚にて、華やかさや蜂蜜を思わせる甘い香りを漂わせつつ、ほどほどの酸味と渋味がある。価格を考えると確かにCPは良いと、乏しいワインの知識ながら思ったりする。

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 エーデルピルスに侍士の門
2008年09月12日 (金) | 編集 |
2008年9月11日

そろそろ買い込んだ分もかなり減ってきたのがエーデルピルス、すでにコンビニ辺りでも在庫は無いような様子であるが、いつまでも固執しても切りがないことであるし、生に関しては通年取扱の店も存在している。大阪は都島区ローカルな話になってしまうが、エーデルピルスの生といえば、馴染みの酒屋、杉本商店さんが関与する都島屋台祭りでも提供される。都島屋台祭り、今度の10月26日(日)に第三回目が開催される都島屋台祭り、今度の10月26日(日)に第三回目が開催されるのだが、今回は前回までの野江の国道筋商店街から場所を変えて、地下鉄都島駅近くの桜通商店街での開催となっている。これは個人的には実に嬉しい。というのも、桜通商店街と言えば子供の頃から買い物によく連れられていった馴染みの商店街だ。なにせニッシンがまだ市場だったころから知っているぐらいだ(かなりのローカルネタですいません)。なので、今回は個人的にも盛り上げていきたい思いである。
<9月19日追記>詳しい事情はわかりませんが、本日杉本さんのブログを拝見したら、どうやら今回は中止になったとの事。来年五月に延期ということですが、桜通商店街でやるかどうかといった詳細は未確認、ひとまず中止ということで訂正しておきます。ともかく、ちと残念。。。

なにはともあれ、本日はエーデルピルスを頂いた。合わせる枝豆はただちゃ豆である。やはりエーデルピルスの鮮烈な苦味、重厚な風味はすこぶる美味い。そのことに尽きる。

エーデルピルスに侍士の門


食中には横に写る芋焼酎「侍士の門」を湯割りにて頂く。これの麹米は復活栽培の白玉米を用いており(むしろ、それが売りでもある)、確認するまでもなく事故米が入り込むなどありえないだろう。他に手元にある焼酎で米を使用しているものも、西酒造を除けば事故米が混入していることは全く無いという安全宣言を出している。

焼酎はどうしても混入の可能性があるので不安感が漂ってしまうが、清酒に関しては少なくとも特定名称酒であれば問題ないでしょう。そんな事故米に等級が付くなどあり得ず、某清酒メーカーが「破砕米として仕入れた」と述べているのが象徴的なように、「清酒」としては分類されない超安酒の原料ぐらいにしか入らんでしょうな。

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 信濃鶴 純米
2008年09月11日 (木) | 編集 |
2008年9月10日

ひとまずはゴタゴタな話題は置いておいて、晩酌を楽しむ。実の所、ここ最近はどうも清酒、特に燗酒を頂く機会に乏しく、一昨日8日は休肝(というか忙しくて呑んだられなかった)、昨日9日は懇親会にて生ビール3杯、帰宅してウイスキーを呑んでいたが、清酒への渇望感があった。ということで、先日の長野行きの持ち帰り地酒の二発目、駒ヶ根に位置する長生社「信濃鶴」を持ち出す。ちなみに、晩酌には先だってドラフトギネスを呑み干す。

信濃鶴純米


この「信濃鶴」、とあるブログランキングサイトに登録されていて、お酒関連の中では常に上位につけており、自ずと目立っている。拝見していると純米に拘っている様が確認され、そういうところはイデオロギーがかっている傾向が強く、やや引目になってしまうところだったんだが、商品展開を見ていると妙にそれが納得してしまった。なにせ、最も低価格で普及酒に位置づけている「信濃鶴 純米」が地元産美山錦の60%精米というスペックにて、一升瓶で2K円を切るのである。私が購入した所では四合瓶しか置いていなかったが、これが一本790円也。よくもまぁやるねぇということで、一度試してみたいと思っていたのだ。

今回の晩酌に先立ち、馴染みのKさんへ手土産にした際にその場で常温状態にて共に利いたりしたが、その際はかなり糖が切れて辛く、燗しないとイカンかなぁという印象だった。今回の晩酌で呑むのに、この間は一応冷蔵保管にしておいた。そう言ったことが影響したのか、それとも個体差であるのかは定かではないのだが、やたらと吟醸的な香りが感じられる。パイン様の甘い風味がある。重くは無いが先日のような辛さはあまり感じない。燗にしてみると口に含んで舌で味わう分には申し分ないが、香りがプンプンになってしまって鼻につく。ここまで吟醸的に感じたのは不思議であるが、いずれにしても、四合瓶790円は気張りすぎの内容だということは間違い無い。純米蔵化もここまで徹底されると迫力がある。

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 つまりは毒まんじゅうに手を出してしまったということですかな
2008年09月10日 (水) | 編集 |
2008年9月10日

さてと、食品公害であり、ここまで酒業界関連で話題になってくると無視は出来んですなぁということで事故米の件。社会現象としては、どこに事故米が混入しているかどうかが100%明白では無いという疑心暗鬼の現状で風評被害も懸念され、手抜かり無く醸されている酒造家及び商いで酒を扱ってられる方々にはお見舞い申し上げます。

先に個人的な話、今年の梅酒仕込には我が家に放置プレー自家熟成されていた西酒造の「宝山紅東」の15BYを用いたんだが、大丈夫かねぇ。農水省の公表している資料では平成15年度から事故米を該当企業に売却していた様子である。一応、現行商品では「薩摩宝山」以外には件の米は使用していないと、わざわざ西酒造の商品が販売主力の酒屋からも案内メールが来たが、バニリンの前科がある以上、全く信用していない。ならばなぜ「宝山紅東」があるのかと言えば、これは以前にも述べたが若気の至りとしか言えない。久しく口にしていないので現状はどうかわからないが、云年前に呑んだ「吉兆宝山」は確かに美味く、それゆえ一時は西酒造の焼酎を好んで呑んでいたためだ。ま、実は西酒造の焼酎に対する決別の想いもあって梅酒仕込に投入したという裏事情もあったりするが、あちらさんの方が再び地雷を踏んじまったという顛末、というところか。(前科についてよくわからない人は「バニリン」「ちびちび」あたりのキーワードでグーグられたし)西酒造マンセーファンには知らぬが仏かもねぇ。

さて、今回の事件の責任は確信犯的に事故米を販売した業者にあることは間違いなかろう。そしてひとまずは酒業界にとって逆風となろう。ただ、結果的には酒業界にとってプラスの方向に働くだろう、と見ている。なぜなら、渦中の酒造メーカーは生産現場までトレース出来ないような(つまりは品質のチェックが出来ていない)米を使用していたということであり、そして、廃棄処分せねばならぬ酒を造ってしまったのである。腐造してしまったに等しい。今回の事件は氷山の一角に過ぎないかもしれないが、結果的に抜き打ち監査がかけられた様な事態である。このことで、原料米に関する注目度は自ずと高まり、事故米の流入する余地は狭まることになり(つまりは、このような事件を受けて、酒造メーカー側が原料に使用する米の品質や出生のチェックを厳しくせざるを得なくなる)、むしろ従来より原料米に拘っていた酒造家にとってはアドバンテージとなろう。

今回の事件の被害・加害の構図は、加害者が事故米の販売業者、被害者はそれを購入した諸々の食品メーカー、と見るべきでは無いと思える。食品はその原料から出発しているのであり、食料品加工業・酒造業と原料となる農作物の供給者とは一蓮托生である。生産現場までトレース出来ない(品質の検証が困難な)原料に手を出すのは消費者への背信行為と見て取れる。原料米の品質チェック体制が不十分だったメーカーの存在が事故米を偽って販売する業者を生み出す余地を与えてしまったのでは無いのかと。あくまで現状での私的な推論に過ぎんが。

まぁ、この際なので、過去に遡って徹底的に流通経路や納入先の解明を農水省には望みたい。(国の事故米処分から端を発したようで、責任問題も含めて構図はかなり拡がる様相を呈している。なので農水側もきな臭いが…)


<9月11日追記>
連日続くこの件に関する報道によると、渦中の酒造メーカーはマスコミに対し「国産米を発注した」「価格も決して安くなかった」との言を述べられている。一方の転売企業の手口が(その当該者の言も含めて)まだ検証途上、つまりは全容は明確になっていないように見受けられる。この点の事実関係が不明確であることから、酒造メーカー側の主張をひとまず受け入れる形で、本記事中で「安い輸入米に手を出した」というニュアンスの部分はひとまず削除して若干の修正をした(現時点では断定は出来ないということ)。ただ、酒造メーカー側がよしんば完全に騙されてしまって国産米と思い込んでいたとしても、出生がよくわからない、それがトレース出来ていないような米を使用したというのは事実であろうし、取引先の選定にミスがあったと言える。安い原料を用いた、という事よりも、取引先の見極めが出来ていなかった(原料の値段以前に品質をチェック出来ていなかった)、という点の方に問題の重きを置き、提起しているのが本記事の主旨である。清酒メーカーが破砕米として仕入れたので国産か輸入かは判らなかった、ともっともらしい理由の様な失言を述べていたが、(信頼関係に依拠していたとはいえ)そもそも品質チェックを切り捨てていたことを晒してしまっている。

また、私自身も明確に認識していなかったのだが、輸入米(タイ米)を焼酎の麹米に用いること自体は問題は無く、むしろタイ米の性質上、麹米に適しているという側面があるといい、焼酎の生産現場では一般的に普及している様子である。詳しくは某HPの最新記事を参照。ここまで過疎ブログの細かいところまで読む方にはどこのHPかは察しが付くかと。私自身は、泡盛の場合は当然として、芋焼酎等でもタイ米が使用されている場合があること自体は認識していた、という程度だが、そのタイ米にも品質がピンキリだろうと感じており、この話は焼酎業界全体の擁護にはなっても今回の渦中の酒造メーカーの擁護とはならないというのは言うまでもない。

後、も一つ追記、とある西酒造と特約の酒販店からのこの件に関するDMがまた来たが、「健康被害の心配はないというが自主回収、廃棄処分を決定した」「それの損失は約4億円というのに、凄いことだ」と、企業の英断を賛美し(この場合は特約店としての利害が絡むので当然だが)今後も応援していくという。個人のブログ等でも同様に西酒造の英断賛美の記事は散見される。一見、CSRを果たした立派な企業との演出に捉えられるのかもしれんが、私見では「予見可能性」や「予防原則」に則っての損失の回避を怠った企業、原料の選定を徹底していれば遙かに低いコストで済んだので損失は身から出たサビ、と思うんだがね。

 喜久水 本醸造 生貯蔵酒
2008年09月07日 (日) | 編集 |
2008年9月6日

世の中に同じ銘柄というのがしばしばある。分家してそれぞれが同じ銘柄ということがあったり、由緒あるその銘を名乗ることを認められたり、名乗る権利を得たりといったこともある。その代表例は「男山」であり、全国的に存在している。似たような存在に「菊水」もあるように思える。「菊水」と言えばふなぐちの缶でお馴染みの新潟の酒蔵が代表的であるが、静岡の銘酒「喜久酔」なども元々は「菊水」の銘だったという。今回の表題に挙げている「喜久水」、長野の酒蔵だが、ここも銘の由来は「菊水」だったとか。

「喜久水」、長野は飯田・下伊那地域の酒蔵である。地元の方に「こちらの地酒は?」と問えば口を揃えて「喜久水」だと答えられる。何故かといえば、戦時統制下にこの地方に多数存在していた酒蔵が一つにまとめられたのが今でも継続しているという流れだからだ。先日の長野旅行の際にちょうどその地域に訪れ、現地でも頂いたりした。現地の方曰く、何でも地元の名産農作物をお酒にしてくれる蔵、地場の野菜を用いての焼酎造りにも積極的だとか。なにはともあれ地域密着であるのは好ましいかと。

さて、この本醸造で生貯蔵酒の一本、かろうじて寄った現地のスーパー(集団行動ということもあり、酒屋には寄れなかった)にて購入出来た物、他にもすでに酒を買い込んでいたため、四合瓶を求めたらこれしかなかった、という経緯である。水色のボトル、生貯蔵酒という仕様から冷やむけの商品だろう。

喜久水生貯蔵


呑んだ印象、一言で言えば酒質のコシは弱い。試しに燗にしてみたが、悪くは無いが映えもしない。だからといって、悪いということは決して無い。冷やで頂いている限りは、するすると軽快に頂けるし、程々に甘味や酸味もある。食中に過不足無い、何かしらの安定感、おそらくはリピートした場合でも安心感があるような、そういう印象だ。また、パッケージングと中身とのブレは殆ど無いように思え、そういった事柄から、地酒としての確固たる位置にはあるのだろうとは感じるが、やはり通常の燗志向な低価格帯のラインを呑んでみんと何とも言えんなぁ。かなり重くて大変だったろうが、そういう普及ものの一升瓶を選択していた方が傾向を見る上ではよかったか。


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 二日続けて侍士の門
2008年09月06日 (土) | 編集 |
2008年9月4~5日

なんだか9月になってからの方が暑いなぁ、月末~月初めに涼しい信州にいたから余計にそう感じるか。

3日は旅行帰り翌日ということで、色々な意味で身体を休める方向に、なので休肝日。

二日続きで侍士の門


昨日4日に本日5日は普通に晩酌、目新しい話題は特になく、料理の雰囲気的に芋焼酎、「侍士の門」を頂いていた。ま、書きたい話は貯まっているんだが、それは追々機を見てということで。

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 長野より帰宅
2008年09月02日 (火) | 編集 |
先だって告げていた長野行きからはひとまず帰宅、その間の(呑みの)詳細については後日お伝えする…かも。
原村、朝

とりあえず、こういう風景が見えるところに赴いていた。ネットも当然ながら、携帯(SB)も電波が届かなかったようなところだ(DoCoMoは通じていた様だが)。

追伸、簡単に述べておくと、二泊三日の内、一日目は原村、関西ではあまり馴染みはないのかと思えるが、軽井沢と並んでペンションや別荘が多数立地する、正に避暑地だ。東京からだと二時間程度の距離であるので、Iターンも増えているそうな。ということで、宿泊もペンション、これまでほとんどペンションに泊まった経験は無いが、洋風民宿ということでよろしいか。コース料理仕立ての一泊二食付きで、東京のビジネスホテル素泊まりより安いぐらいの値段であったけれども、ビールやワインを呑みながらのコース料理にて、一時間程度で食事が終了してしまって往生した。民宿ということでこれ以上は言及せんが。

二日目は飯田・下伊那の方へ、晩は現地の方との懇親会にてわいわいと。いくつか長野の地酒も供してもらった。手土産に買って帰った蔵のものもあるので、それはまた呑む時に触れることにしよう。
夜明け前 生貯蔵酒

頂いた地酒の一つ、「夜明け前」の生貯蔵酒、規格としては本醸造か。最初に木香が感じられるが、するりと軽快な酒質、最後にフルーティな風味が残る。宴席で半端に中身が余った一本を頂いたので、長野から帰宅した晩に早速呑み切った。おそらく地元流通で低価格なものだと思えるが、なかなかイケた。



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