日々の晩酌を中心に、時々我が家の虎猫兄弟なブログ。
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 占領される
2008年04月29日 (火) | 編集 |

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 割水燗などなど、「遊穂 無ろ過生原酒 純米酒仕込二十号(18BY)」
2008年04月29日 (火) | 編集 |
2008年4月29日

先週は外呑みの機会も多く、ちと家にストックしているお酒の消費ペースが遅めではある。ただ、この「遊穂」に関してはヘビーな酒質ゆえ、一度に頂く量が少なめという理由もある。

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「遊穂」のこの濃醇さと、無濾過生原酒のスペックを考えると、割水燗にも向くだろうとそうして頂いた。結果は予想通りというところ。呑みやすくはなったが、とにかく、味の濃い酒だ。呑み疲れしやすい感は否めない。


 あまり関係ないが、GWの始め
2008年04月29日 (火) | 編集 |
2008年4月27~28日

とりあえず暦通り、でもないか。申し訳ないけれども二日分のまとめup。

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27日は、どうもお疲れ気味で、針(鍼灸ね)もされたらへろへろに。ということで、晩酌にはこのところ呑み続けている「遊穂」を冷やのままでざっくりぐい呑みで3杯ほど。ちなみに、手前にあるのが先日のゲリラ呑み会に持参した黒豆おからの卯の花の残り、黒豆おから自体は京都の北野天満宮近くの「とようけ屋山本」にて手に入る珍しい食材(こちらの商品としては「卯の花」になっている)、通常に白のおからに比べて量が少ないので、早めに行かないと売り切れていることがある。

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28日はビール(この頃はキリン・ザ・ゴールドばかり)後に、大麦焼酎「青鹿毛」を頂く。あまりに開栓後に放置プレーにしているとやや風味が落ちているような気が。。。これというのも、なかなか正式販売してくれない柳田酒造さんのせいです。近日正式販売ということは述べておこうか。この経年具合では湯割りよりかはロックやストレートの方が良いように思えた。


 球磨焼酎の底力を感じるの巻
2008年04月27日 (日) | 編集 |
2008年4月26日

今週は連続記事の方に気が行ってしまっていたので、晩酌ノートは開店休業状態。。。まぁ色々とありまして、月曜日は夕方からの会合の後の懇親外呑みで、焼酎のロックの杯を重ねてしまって二日酔いへ突入(++)。ということで火曜日は休肝。水曜日は学生コンパ 的呑み会(゜д゜)。木曜日は久々の家呑みでビールと鶴の友別撰を頂いた。金曜日も晩の会合の後の食事がてらの外呑み、時間も遅かったのでビール一杯に黒糖焼酎の「朝日」のロック一杯のみと、このような内容だった。

さて、土曜日はあらかじめ誘いを受けていた呑み会だ。それも、私が球磨焼酎で圧倒的に支持する豊永酒造の蔵人の寺田さんが来阪されるということで、一緒に豊永酒造の球磨焼酎を呑み倒そうという趣旨の呑み会だ。毎度お世話になっている茨木のかどや酒店主催のゲリラ呑み会でもあり、そちらの報告記事を見て頂くと雰囲気がわかりますかな(おっと、ツラが割れるな) ざっくばらんに各自アテ持ちよりでの呑み会、見栄えはよろしくないが、こういう肩肘張らずにお互いのアテを突っつき合うのも実に楽しいものだ。

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参加者には和醸良酒さんもおり、計五名、そこに蔵人の寺田さんと店主のかどもとさんという構成だ。こういう呑み会に参加するということは少なからずお酒好きな方々ということになるが、和醸良酒さんは正にそうだがこれまでほとんど球磨焼酎を呑まれていなかったりする方も混じっている。昨今の焼酎ブームの状況下にあっても、芋や麦に比べて米焼酎はあまり注目されていないという雰囲気があるが、それの縮図のような感もある。直燗に至っては参加者で実際にやったことあるのは私ぐらいだった(→変なところでマニアックなもので)。

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しかしまぁ、冷やした「十九道(いっこうどう)」のストレートから始まり、次にそれの直燗に至ると、もう球磨焼酎の魅力爆裂でしたわ(゚д゚) 実は私も直燗はたまにやるが燗極ロックは未体験で、実際にやってみると多少なりとも存在するアルコールのピリピリ感が消えて風味は引き立つ。ネーミングはともかく、かなり良い。ノーマルの「完がこい」や「ゆ乃鶴」の古酒原酒なども弄りまくって賞味していく。それがまた楽しいもので、こんな風味のノリもあるものかと興味深い体験だった。

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そんなこんなで、参加者全員、球磨焼酎(豊永酒造、いや、寺田さんにか)に完全にやられましたわ。ということで、いつのまにやらチーム「関西で豊永酒造の焼酎を伝えながら球磨焼酎を(後略)」が結成されていたみたいですわ(^^ゞ


 過去を振り返る 後編
2008年04月27日 (日) | 編集 |
後編は「過去を振り返る」というテーマとは大部分が外れるが、中編に関連しての続き話、故に余談編とでも言える。今回もこれまた揚げ足取りのように捉えられかねない上に、野暮な事であるのは重々承知の上で、トンデモレベルの珍説が連鎖した事例を取り上げておきたい。当初はURL等は伏せておこうと考えたが、それでは話が説明しづらく、この事例の孕んでいる意味内容も伝わらないだろうと判断し、今回はその該当記事のURLを示すことにした。○ちゃんねらーみたいに晒して…と思われるかもしれないが、ネット上で何かしらの情報を公開するということは批判対象にされうるということである。

たまたま、愛飲させて頂いている清酒の一つ「旭若松」に関してヒットしたブログ記事を拝見した。バースタイルの飲食店のブログの様子であり、「蒸留酒と醸造酒」というテーマで話を進めており、それぞれについて解説をしている。要約すると醸造酒を蒸留すれば蒸留酒なんですよ、と、そういう内容である。ビールを蒸留すればウイスキー、日本酒を蒸留すれば米焼酎だと、そのような短絡的な話で、それ自体は特にどうということは無い。しかし、その後に次のような説明をされていた。

「意味が違う事として、甲類焼酎はエチルアルコールを希釈して作ったものなので、醸造酒を蒸留したお酒とは違います」
出所: http://taiichi.exblog.jp/8380599/

私、あまりに予想外の文言に一升瓶の底でぶん殴られたが如く思考停止してしまった。どこをどう解釈すればこのような説明が出てくるのか。

乙類焼酎(本格焼酎)との違いで甲類焼酎の定義の要点だけ述べると、(1)連続式蒸留器を用い、(2)アルコール度数を36度未満に調整したもの、となる。そもそも焼酎とは何かという点については、東京国税局の説明を引用しておこう。

「酒税法では、しょうちゅうを次のように定義しています。

アルコール含有物を蒸留した酒類のうち、
A 連続式蒸留機で蒸留したもので、アルコール分36度未満、
B 単式蒸留機で蒸留したもので、アルコール分45度以下
のもので、ウイスキー、ブランデー、ウオッカ、ラム、ジンなどに該当しないものをいいます。

また、A に該当するものを連続式蒸留しょうちゅう(引用者注:甲類焼酎)、B に該当するものを単式蒸留しょうちゅう(引用者注:乙類もしくは本格焼酎)に区分しています」
出所:http://www.nta.go.jp/tokyo/shiraberu/sake/abc/abc-shochu.htm
(気になる方は酒税法もお調べ下さい)

また、甲類焼酎の製法としては酒類総合情報研究所情報誌の記事がイメージを掴みやすいかと思える。ともかく、発酵により糖分をアルコールに変え、蒸留するという点では甲類も乙類も違いは無い。エチルアルコールと表現すればさも化学的に合成した、とイメージしたのかもしれんが、エチルアルコール・エタノール・酒精などの言葉、全て同意義で同じものを指す。単にアルコールと言った場合もエチルアルコールのことを指すのが一般的で、例えば『広辞苑(第五版)』における「エチルアルコール」の項では「単にアルコールともいう」と記されており、「アルコール」の項では「最も普通なものはエチル-アルコールで、一般には単にアルコールといえばこれを指す」と記している。実際、酒類の成分はエチルアルコールである。なので、「純米酒の成分の約五分の一はエチルアルコールです」という説明も成り立つのである。件の記事内容では、醸造酒と蒸溜酒の説明の際は「アルコール」と表現しているのに甲類焼酎の時だけ「エチルアルコール」と表現しており、自らの用いている言葉の意味を全く精査していないことが丸わかりである。また、発酵・蒸留により得たアルコールを希釈、つまり加水すれば「醸造酒を蒸留したお酒」で無くなるのなら、世の大半の蒸溜酒がその範疇から外れることになる。出鱈目にもほどがある。

そもそも、この飲食店は何を思ってそんなことを書いたのかというのが気になってしまった。そう思って検索してみたら、案の定、同じようなことを書いているサイトが出てきた。どうやらこの御仁のこの解説を参照したのは間違いなかろう。google大先生ではヒットしないが、yahoo検索で「醸造酒」「蒸留酒」のキーワードで検索すると4番にヒットする。このHPは現時点で最終更新日が2007年10月21日であり、先のブログは2008年3月5日の記事である。該当部分を引用すると以下の通り。

「例外というのは日本で売られている甲類焼酎。これは本来工業用に作られたエチルアルコール等を希釈して作った物なので、醸造酒を蒸留して作る蒸留酒とは全く意味合いが違います」
出所:http://www2u.biglobe.ne.jp/~mizunagi/sake-jyou.htm
→連続式蒸溜機を用いれば工業的で、単式蒸溜機を用いれば工業的では無いとでも言いたいのか? そもそも世にある蒸溜酒でも、グレーンウイスキーやドライ・ジン、ウォッカ、ライト・ラムなどは同様の製法で連続式蒸溜機を使用する。

部分的に変えているが、醸造酒と蒸溜酒の話の流れは全くそのままといえる。そもそも、先に出てきた飲食店の方、盗作まがいの行為云々以前にこんな出鱈目な話をそのまま述べてしまうのは自らで店の評判にレッテルを貼るようなものだ。情報の出典を示さない個人ページの情報を、いかにも事実であるかの如く用いるのはどれだけ危険なことなのか、考えて頂きたい。(以下、罵詈雑言は省略)

まぁ、何が言いたいかというと、前回の記事で主張したかったことで、そのテーマ(特に制度上の解説や蘊蓄を述べる場合)を選んだのなら取り上げる対象の情報を精査してから書け、というやむにやまれぬ訴えなのだ。これをあえて述べたのは、いい加減な話を書くとこのような「ウソの連鎖」にもつながる為だ。もしこの飲食店で予備知識を持たない客に対してこの説明をしてしまうと、それが出鱈目話であったとしても真実だと思い込んでしまう場合があり得る。醸造アルコールと同様に、甲類焼酎にもそれだけ偏見があるということの証左かもしれんが、だからこそ、自分勝手なイメージだけではなく正確に捉えねばならんのではないか。

気にいらんものに対して、批判に結びつけて自分勝手な主張を通そうとすると、出鱈目な理由付けでも何でもいいからとかく悪く言おうとしてしまうものだ。都合の良い情報だけを引っ張ろうとしてしまうものだ。また、今回の連続記事の前編での話に関連するが、何らかの主張や説に依拠する場合でも、無批判で受け入れてしまうのも都合の良い情報だけを引っ張ろうとする行為を引き起こしやすい。そのような行為を戒めることを自分に対する教訓とも捉えつつ、この連続記事を終了したい。


 過去を振り返る 中編
2008年04月25日 (金) | 編集 |
酒関連、特に清酒に関する話題を中心としたHPやブログでしばしば見かける話題として、「特定名称酒」に関する解説が挙げられよう。酒販店や飲食店、酒造メーカーの場合は自分の提供する商品の基礎的な情報として説明するということになる。個人の場合だと、清酒に興味を抱くとまず気になるのは「純米」や「吟醸」、「本醸造」の意味する内容であり、それを知ってしまうとついついうれしがって「他の人にも伝えてあげなきゃ!」と余計なお節介を考えてしまうもので、ケツの青かった自分もやってしまったりしてねぇ。


もう転載はせんが、これ→ 「特定名称酒な話 その1」
なんかいらんことまでべらべらと語っとる。上原氏の『純米酒を極める』に引っ張られていた節もあり。ハッキリ言って、示したリンクで事足りる内容だ。一応、「その2」もあるが、あれは完全に蛇足なり。

何故、これを振り返っておきたいと思ったかというと、この手の「特定名称酒」を解説しようとしているブログやHPの記事であまりにいい加減な内容が散見されるためだ。それも一つや二つではない。いちいち揚げ足取りのようなことはしたくないが、そうやってウソや珍説をばらまくのは情報公害と言っても良い。

さて、様々な主体によって為される「特定名称酒」解説の記事は大きく3つのタイプに分類出来るように思える。それは以下の通り。

(1)正確な情報に基づいた内容
(2)ソースが?ないい加減な内容
(3)正確な情報を踏まえつつ、自分の主張の都合に合わせて話を持って行く内容


第一のタイプは、国(国税庁)の定める清酒の製法品質表示基準の引用、もしくはそれに基づいてその基準内容を外れないように解説するものが挙げられる。その手のページにリンクを付けるのが最も確実だ。なんというか、「特定名称酒」を解説するならこれしかあり得ないわけなんだが。その例としては、私が以前にリンクをつけたように日本酒造組合による解説や、月桂冠による解説(Google大先生で「特定名称酒」を検索するとトップにヒットします)が挙げられる。

第二のタイプは、うろ覚えな知識やいい加減な情報に基づいて、間違いが目立ったり、ウソを書いているものが挙げられる。これが実に多い。以前に「特別純米酒についての疑問」という記事を書いたりしたが、本記事の動機につながる印象を抱いたのであり、世の中にいい加減な情報によって「特定名称酒」を解説している記事が多いということだった。この手の記事で目立つミスは3つほどある。

 (1)特別純米や特別本醸造の要件として、「精米歩合60%以下」と断定してしまっている。
→要件に含まれているが、絶対条件では無い。書くならば少なくとも「60%以下又は特別な製造方法(要説明表示)」としておかなければならない。もう少し国税庁の基準を引用すると「純米酒又は本醸造酒のうち、香味及び色沢が特に良好であり、かつ、その旨を使用原材料、製造方法その他の客観的事項をもって当該清酒の容器又は包装に説明表示するもの(精米歩合をもって説明表示する場合は、精米歩合が60%以下の場合に限る。)に「特別純米酒」又は「特別本醸造酒」の名称を用いること」となる。にも関わらず、精米歩合を絶対条件の如く記述してしまうのは、細かな規定を省略してわかりやすく説明しようとして、示すべき情報まで省略して不正確な記述をしてしまったという典型例である。精米歩合65%の吟醸酒というのは存在しないが、精米歩合65%の特別純米酒は存在するのである。

 (2)純米酒の要件として、「精米歩合70%以下」のままになっている。
→昔に書かれた記事か、もしくは古いデータをソースに用いてしまっている。かつてはその要件があったが、2003年10月31日の「清酒の製法品質表示基準」の一部改正に際してこの要件が撤廃され、2004年1月1日から適用されている。古い記事ならば可能な限り更新で修正しておく必要はあろうし(その記事が書かれた日付がきちんと明記されていれば当時のデータとして、そのままでも問題ない)、新たに記述するなら参照するデータは極力新しいものを用いないと内容が不正確になるよ、ということである。たまに、この改正以降に出版された書籍でもこのミスをしているものもあったりする。

 (3)特定名称酒の各要件と同じように普通酒の要件(アル添の割合等)を説明してしまっている。
→普通酒は特定名称酒に該当しない清酒の通称。そもそも、まず清酒の定義が存在し、そのなかで製法等の要件に見合うものが特定名称酒として扱っても良いという表示基準である。なので、あえて言うならば「清酒の要件を満たすもので特定名称酒以外」ということになる。それ以上でもなく、それ以下でもない。そうでなければ、精米歩合50%でアルコールも糖類等も添加していなくても特定名称酒でないものを説明できない。

(1)と(2)はありがちなミスなんだが、(3)に関しては筆が滑ってウソを書いていることになる。一面的にはその説明に該当することもあるが、それが条件とはならない。この3つのポイントが当てはまっている見事なまでの典型例が、Google大先生で「特定名称酒」を検索した場合に上位にヒットするのだからタチが悪い(しかもプロたる酒販店…)。これに関しては示させて頂く。→※当初はURLを示していたが、リンク切れになっていたので削除

第三のタイプは、自分がかつて書いた記事なんかがそう。大体は、「純米こそが日本酒」を主張することを目的として、純米もアル添も同じ清酒として扱われていることに対する批判を付け加える。間違った記述では無いとしても、感情的に突っ走らずにほどほどに止めておくのがスマートではないかと思う。また、つい最近にもとある記事でたまたま目についたのだが、以下のような文言をセットで述べる場合も多々ある。
「添加する醸造用アルコールは、サトウキビの絞り汁かす(廃蜜糖)を醗酵させて作ります」
言うまでもなく、一面的な情報をさも全てであるかのように記述する典型である。事実誤認による珍説とも言いますかな。

あえて自分のことを棚に上げて述べさせて頂くと、兎にも角にも、公開するのなら、可能な限り正確な情報に基づいて記述しましょうや。そもそも、ネットのような情報検索に便利な存在があり、ちょっと探せば国税局の解説ページにたどり着けるのだから、手間もそれほどかからない。にも関わらず、上記のような不正確な内容が往々にしてある。そういう情報でも、それが正しいと信じてしまう人が出てきて、引用もしくはその情報に基づいて記述して、ウソが連鎖していってしまう。せめてそういうことは避けて欲しい。たとえ「特定名称酒」の基準自体が曖昧で問題があることであったとしても、その話題を取り上げる以上、正確に情報を捉えた上でなければ、それこそ"話にならん”のである。

ということで中編はここまで。後編は、「過去を振り返る」という話からは外れるが、今回の最後に挙げた「ウソの連鎖」に関して、一つの事例を言及して結びに代えたいと思う。



<追記>
この連続記事をまとめる過程で、私もいままで思い込みで間違った言葉を使用していたことに気付いたので、ここに明記しておく。

まず、清酒に添加するアルコールに関してはいつも「醸造用アルコール」と述べていた。一般にもよく言われる(本記事で引用した某ブログ記事でもそのように使用されている)のだが、国税庁の告示等での用語としては「醸造アルコール」が本則。確かによく見ると、手元にある本醸造のラベルでも「醸造アルコール」と記載されている。しかし、手元にある書籍で「醸造用アルコール」と用いているものも確認される。

次に、「醸造アルコール」の原料として主流とされているサトウキビの絞りかす(正確にはショ糖を結晶分離した後の残液)のことを「廃蜜糖(はいみつとう)」といつも呼んでいた。実際に、これも上に引用した某ブログ記事で使用されていたが、この言葉の構成を考えると「廃糖蜜(はいとうみつ)」というのが本則である。というのも、「蜜糖」という単語はなく、これを指す単語は「糖蜜」である。これに、「廃棄物」の意味を組み合わせて「廃糖蜜」という単語が使われていることになる。ということで、「廃糖蜜」という単語は辞書には存在せず、「糖蜜」が「廃棄物」として処理された場合にのみ用いられる造語と言える。そうすると、清酒関連でしばしば用いられるこの言葉自体の用法がおかしいことにも気付く。なぜなら、「醸造アルコール」の原料とされているのなら廃棄されておらず、「廃糖蜜」ではなく「糖蜜」と呼ばなければ矛盾している。


 過去を振り返る 前編
2008年04月23日 (水) | 編集 |
ここ最近、強烈な毒気を放っているが業界の裏事情などを踏まえて、歯に衣着せずに論じている実に参考になる酒関連のサイト(全面的に共感出来るものではないが、思わずうなずいてしまう話も多々あり)が目にとまり、ついつい読みふけってしまっている。確か以前にも拝見したことを覚えているが、その時は各話題の背景をほとんど知らなかった故、あまり興味を抱かずに流してしまっていた(ワザとかもしれんがレイアウトは混沌としていて無茶苦茶読みにくい)。この後に書く話を踏まえるとどのサイトかピンと来る方もおられるでしょうが、あえて伏せておく。

なんでそんなサイトの話をするかというと、そこで古川修氏(『世界一旨い日本酒』等の著者)に関する話題(ボロクソに叩き切る方向で)があったためだ。どうも古川氏、とある方に書かれた批判(悪口に近い、的を射ているとは思うが)に対して現在、損害賠償の訴訟を起こしているらしい。その是非は司法が判断することであるので言及は避けるが、この方の本職は研究職とグルメライターのどっちなのか、ハッキリしてもらいたいなぁ。

それで、手の平を返すが如く、氏を批判しようということでは決して無い。ただ、自分がまだまだ呑み手として青かった頃に氏の本を読み、どちらかといえば無批判に受け入れてしまっていたなぁ、ということを痛感した。氏の著作にしろ、ブログにしろ、確かに疑問を抱く記述、無味乾燥やもやもやと感じてしまう記述等はあったが、見ないことにしていたということもある。それが、冒頭に挙げたサイトを読んでいて、クリアになってきたなぁということなのである。まぁそれも特に言及する必要は無い。

要するに、氏の主張する常温熟成という話を自分はどう捉えるか、という事に焦点を絞って、一度総括しておきたいと思ったのである。氏の主張する常温熟成は清酒を楽しむ上で非常に参考になったことは間違いない。しかし、氏の主張を教条的に受け入れ、踏襲し続けているということも決して無い。ここで、以前に書いたこの件に関する記事を振り返った上で、現状の自分のスタイルや経験則をまとめておこうと思う。

<以下、過去記事の転載>

生酒常温保管への試み

晩酌ノート 2006年4月25日

 清酒、特に生酒は冷蔵保管しなければ劣化する、開栓してすぐに呑み切ってしまわないといけない、というのは一般的に言われていることと思う。そのことに関して非常にセンセーショナルな提唱を行っている方がいる。それは芝浦工業大学の古川修教授で、その著書『世界一旨い日本酒』(光文社新書 2005年)にて、しっかりとした造りであることを条件として常温熟成することが清酒を美味しく呑む秘密であるとしている。これは生酒であってもあてはまり、むしろ生酒の常温熟成が面白いのだと公言されている。この本は2005年の6月に公刊されたもので、私は早速それを拝読した。流石に全面的に受け入れることに躊躇はあったが共感するところはあった。その時よりすでに十ヶ月、教授の評価する銘柄(秋鹿・奥播磨・悦凱陣・宗玄・本書では記載されていないが自身のHPで挙がっていた旭若松等)はほぼ私の好みの銘柄に被っているし、常温まで行かずとも開栓後の味乗りについては認識しており、生酒でも開栓後2~3週間は平気で置いていたりする。

 これまで常温保管では無くても、晩酌の際に常温で呑むことを考慮して冷蔵庫外に事前に置いたり、あえて晩酌当日に冷蔵庫に戻さずに翌日になってから戻すということを繰り返してきた。主には季節柄気温が下がってからなので極端に温度が上がるわけでは無いが、そこまで温度管理がデリケートなものではないことは確認出来た。生酒が1~2年経って全く劣化を感じさせず、単純に味乗りで美味しく思えるものはこれまで何度も出会った。開栓して2~3日経った方が美味しくなっていることも良くある。これらのことから常温保管の方が酒質に好影響を与えるのではないかという思いが強まってきていたのだ。

そこで、一つ試してみた。最近にしばしば晩酌ノートに登場していた「秋鹿 無濾過中取り」、「秋鹿」は教授が常温熟成に向くと明言されている銘柄の一つであり、検証するには丁度良い。この個体は3月9日に開栓したもので一升瓶でちょうど一合ほど残っていた。実はこれを一週間ほど前から常温で置いていた。条件として温度だけでは無く、一升瓶のままで多くの空気に触れる状態にある(清酒保管について良く言われるのは一升瓶を開栓したら四合瓶に小分けにして保管すること、こうすると空気に触れる部分が少なくて劣化し難いと言われる)。いくら今年の春は寒いといっても日によっては20度は気温が上がっている。そのような状態なら生酒で無くても酒自体ダメになる、というのが大方の意見だと思えるが、これが劣化ということは無く、単純に熟成が進んで風味が強くなったというところなのだ。今回の場合はこれを燗にしたところ、酸味が強く酒単体ではややクセを感じるものの食事と共には不思議に口に残る味を洗って綺麗に消える感じがする。とりわけ温度が下がり、燗冷ましの状態の方が呑みにくい部分が消えて良く思える。教授は燗冷ましも美味しい呑み方の一つと主張されているが、その真意がそこにあるようにも思えた。今回の結果として、条件的にやや過熟になってしまったかもしれないが、常温保管は全くタブーということは無いといえる。冷蔵と常温の組合せを含めてうまく常温保管を行えば味乗りを進めて好ましいのではないかとも思える。

晩酌の主菜は湯豆腐、切り干し大根の焚き物等、「秋鹿」は一合ほどだったのでそれでは物足りないので下村酒造場の「奥播磨 無濾過生原酒 15BY」も一合を燗にて呑む。実はこれも4月21日に開栓して二合ほど消費して以来丸四日ほど常温で置いているのだが、全く劣化等の問題は無い。むしろ良い具合に味乗りしていてとても美味しい。少なくとも神経質に冷蔵保存を行わずとも良いのでないかと思える。とはいえ私も全て常温に切り替えるまでの確信を抱いた訳ではなく、特に夏場の常温保管にはまだ疑問を感じてしまう。それに、ではあの好ましくない老ね香はどうなると発生するのか?という疑問も感じてしまう、やはり教授が言うように造りの良さに依存するのだろうか。。。まぁ教授が推奨する銘柄を中心にいくつか常温に置いて試しているというところだ。

<以上、転載終了>

まぁ、何というか、古川氏を相当よいしょしているという点を除けば、この記事にあえて追記する必要は無いような気も(汗)。その点に関しては、今に比べれば当時は年長者で自分よりもたくさんの清酒の飲酒歴を持たれている方に対して、これといった疑問を挟まずに盲信しがちだったなぁという反省が喚起されてしまうというところか。

常温熟成に関して、少し経験則で抱いている事を羅列的に挙げておこう。
・何でもかんでも常温熟成が向くとは思えない。しくじったと思えたことも多々あり。
・常温か冷蔵か、どちらかで無ければならないということでは無い。少し常温で晒したりして、変化の様子を見て、どれが良いかの判断をすれば良い。なので、保冷酒庫もガンガン活用している。
・確かに、秋鹿や凱陣など、古川氏の推す銘柄では良い結果になったことは実感としてある。旭若松に至っては常温保管を常としている。

結果的に自分が美味しく呑めるような扱いをしてあげるのが呑み手としての責務ではないかと。その一手段として常温保管の選択肢もあるということだろう。要は嗜好品である以上、呑み手が楽しむ、ということに適えばなんら子細無し。古川氏の主張に関しては、多くの飲食店や一部の呑み手が、教条主義的に清酒を冷蔵保管し、キンキンの冷やで呑むことに偏重してしまっている現状に対するアンチテーゼの一つとして、その意義があったのかと感じている次第だ。

ひとまず常温保管や古川氏に関する話題についてはこれで終了。「過去を振り返る」のテーマではまだ続きます。


 再度、「遊穂 無ろ過生原酒 純米酒仕込二十号(18BY)」
2008年04月21日 (月) | 編集 |
2008年4月20日

少し前に開栓していた石川は中能登の御祖(みおや)酒造「遊穂 無ろ過生原酒 純米酒仕込二十号(18BY)」、常温に置いたり、冷蔵に戻したりと、色々と様子を見とります。

実は昨日に、常温で置いていた状態で頂いていた。燗にして頂いていたが、身体が呑み疲れていたためか、味が多い原酒はちょっときつく感じてしまった。一合呑むのが実にしんどかったりした。

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本日はいったん冷蔵庫に納めていた状態で、冷やにして呑む。昨日は体調のせいか、イガイガするような味の多さがきつく感じたが、本日は特に気にならない程度の渋味というところ。鮪と合わせては、柔らかくて甘露な風味に感じたりした。


 久々の東京深夜呑み
2008年04月20日 (日) | 編集 |
2008年4月18日

この日は月一ペースで定例的な東京出張、もちろん所用メインであり、毎度東京で呑み歩きするわけにも行かない。とはいえ、何回かに一回ぐらいはそういう機会は持っておきたい。ということで、もう深夜時間で終電に間に合うように帰る人々を尻目に銀座に赴く。この時間だと、やはり酒仙堂ということになる。

銀座であるので、T.JACK氏にもお付き合い頂き(毎度急なお誘いで申し訳ありませんm(_ _)m)、久しぶりに酒仙堂にて杯を重ねることになる。ここでは詳しく書かないが、前半は色々とサプライズがあり、店の一角だけ別業態に変貌してましたわ。貴重なお酒をご馳走さまでした。

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後半は洋の酒に流れ、私は定番な「サイドカー」や「スティンガー」と杯を重ね、最後にバス・ペール・エールにて〆る。基本的に定番でシンプルなものが好みなせいか、そういうものを所望してしまう。そんなこんなで深夜(というかもう早朝…)4時までゆるゆると呑んでいた。お疲れ様でした~。(デジカメ忘れたので写真は携帯)

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おまけ、東京からの帰りがけ、新幹線内で飲む非アルコール系飲料を求めて東京駅内グランスタのはせがわ酒店へ(なんかおかしい?)、野菜ジュースと共に仕込み水を買ってるし。


 リニューアルした「キリン・ザ・ゴールド」
2008年04月17日 (木) | 編集 |


 立ち呑みに、萌えまくり
2008年04月12日 (土) | 編集 |


 天満飲み歩き事始め
2008年04月11日 (金) | 編集 |
2008年4月11日

大阪という土地に住んでいる以上、もっともっと外呑みを開拓したいと前々から思っていた。とりわけ、近場に天満や京橋がある地理的状況にあるに飲み歩きをろくにしていないのは危機的にすら感じていた。天満だと「JIRO」ぐらいしか持ちネタが無かった。ま、そういうことで、本日は友人と大阪で呑みに行こうという話になっていたので、天満で呑み歩きすることになった。とりあえずは色々と評判を見聞したお店を回ってみることにした。今回は時間調整をして、17時過ぎから呑むことにした。

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まずはJR天満駅前の立ち飲みで「大安」。こちらではまず、ヱビスとギネスのハーフ&ハーフを頂く。これで450円。ギネスの単体でも一杯500円を切っており、ヱビスの樽生だと380円、瓶ビールがサッポロラガー(いわゆる赤星)で420円、天満の中では決して安いとは言えない価格帯だろうが、居酒屋なんかに比べるとやっぱり安いと思いますわ。

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肴にと鮪の中トロやホタルイカなどの造りを頂く。評判に聞く通り、やはり市場近くはネタが良いですな。清酒を頂きたい思いは今回抑えて、これをつまんで締めて、18時ぐらいにはこちらをお暇する。

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二件目には少し路地に入ったところの三田牛のホルモン串焼きがメインの「マッスル」、モツ煮込みや串焼きなどに舌鼓を打ちつつ、まずはマッコリのビール割。噂に聞いていたが、これは他で見たことが無く、興味がそそられた。なかなかに旨い。私はその後、ホッピー。もちろん、ナカの焼酎を一回お代わり。

一串単位で注文できて、一本あたり大体100円台、財布の中身を気にせずに気軽に注文出来る。ミノサンドなんかは絶品だった。結局、二人で4k円台でしたわ。

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ガンガン飲み食いしていったのでここで結構満腹になってしまい、今回はここで飲み歩きはお開きとなる。お愛想の前に、友人が目について注文してしまったのが「カレーラムネ」。なんじゃこれ?という感じだが、正にそのまんま。最初に来る風味はスパイシーなカレーそのもの、でも味はラムネだったりする。案外、結構飲めてしまう。ちなみに、静岡のメーカーみたいで、「わさびラムネ」なるものもあるらしい。

来週ぐらいもまた天満飲み歩きをしようかと友人と言って、帰途に着く。気軽に来れる客単価が好ましい。

追伸、よく考えたら来週は東京出張、次回はちょっとズレますな。


 遊穂 無ろ過生原酒 純米酒仕込二十号(18BY)
2008年04月11日 (金) | 編集 |
2008年4月10日

本日は京都も大阪も雨が降り続く。今週の月曜日もそうだったが、春の雨が続く。雨が降る毎に気温が暖かくなるものなれど、自転車乗りとしては辛いところがある。

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晩酌には久々に新たな清酒を開栓する。年末頃にもちらりと出したが、石川県は中能登に位置する御祖酒造「遊穂 無ろ過生原酒 純米酒仕込二十号」だ。18BYであるので、一年と少しの熟成ということになる。開栓してすぐの印象だと、一年の寝かしで落ち着いているような気もするものの、生原酒的な荒さも相当にある。このタンクかどうか別として、以前に一度、外呑みで呑んだことがあり、その時の印象と同様。特に燗した時の味の膨らみの強さや渋味がきつく感じるぐらい。良い意味では元気な酒だ。燗よりも、常温にさらして数時間経ったぐらいが特に美味しく感じる。少し寝かしたぐらいが期待大だ。


 松露104号の裏ラベル
2008年04月10日 (木) | 編集 |


 癒しの「不老泉 純米 旨燗」
2008年04月09日 (水) | 編集 |
2008年4月8日

新年度早々ながら、気分は晴れない。原因は複合的なことだろうが、昨日の月曜を休肝日にしてしまったのもその一つのような気もする。もう日も暮れた帰りがけ、無意味にイライラとして、八つ当たりしそうになってしまう。例えば、無灯火で逆車線を爆走する自転車乗りとか、無灯火で平気で幼子を乗せて自転車に乗っている主婦とか、路上喫煙しているおっさんとか、あっと責められてしかるべきか。

帰宅して風呂に入り、プレミアムモルツを一缶飲み干し(前年度に購入してストックしていたビールの最後の一本、もちろん新たなストックは補充済み)、清酒へと移行する。熟成系燗好適な一本である滋賀県の上原酒造「不老泉 純米 旨燗」だ。我が家のストック清酒の一本であり、開栓して呑む回数を重ねている。それほど一度に消費していないため、今日の時点でも五合ぐらいは残っている。

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開栓後の味乗りにより、甘味や芳醇な風味の強まり、酒質の柔らかさの進みが感じられる。同時に、熟成系のクセ(紹興酒的なものとは異なる)や苦味を感じるものである。熟した酒とは正にこのこと、旨味とクセが同居する。個人的には特にこのクセは気にならず、むしろこの酒の個性は好意的に感じるほどだ。燗でスルスルと呑めてしまう。一方、家族の方は「口に合わない」と杯を置いてしまう。私は良いと思うが、万人受けはせんのだろうかと思えたりする。私もお酒を呑みだした時分に頂いていたら「変な味」と言っていたかもしれない。この風味(酒好きのおっちゃんの好む酒って雰囲気? あっと、この言葉は全く持って好意的かつ羨望の意味で言ってます。この頃、立ち飲み巡りしたくてたまらないぐらいなので)は呑み慣れていないと受け入れがたいものかも。

それにしても、こういう呑みやすくて香りの良い系と逆ベクトルの清酒でも20代(ウソでは無いよ、ギリギリで)も好意的に感じたりすることもあるのだ。「今の若者は清酒を好まない」と世代で区切って断定するような話は実にいい加減だ。これまでのお酒遍歴の方が、和食に親しんでいるかよりもお酒の嗜好の要因として大きいのではなかろうか。

※ 一部加筆修正(4月9日正午)


 四月も初土日
2008年04月06日 (日) | 編集 |
2008年4月5~6日

さて、4月最初の土日、両日とも日中は予定が詰まっており、行楽そっちのけ。大阪だろうが京都だろうが、花見客が多い。土曜は京都に赴くも当然のように行楽客で混雑している。大阪でも私が住んでいるのは桜の名所で有名、行き帰りは花見客をかき分けて(それは言い過ぎだが、そういう日も確かにある)通らねばならない。精神衛生上はよろしくないですな。

土曜は予定後の懇親がてら蕎麦屋にて、蒲鉾などの肴と共に一杯ビールを頂き、最後に蕎麦をたぐって帰宅。ちと温かいものが欲しくて帰宅後に「不老泉 純米 旨燗」を一本、燗にして頂く。

日曜は夕方から懇親会、鶏料理メインを謳うチェーン系居酒屋、飲み放題コースなれどビールはプレミアムモルツということでそればかり頂いた。コース料理で、焼き鳥や手羽の唐揚げなど、こういう鶏料理ばかりになるとちと飽きてくる。

その後に何人かで某ホテルのスカイラウンジにて、私はシングルモルトで「ラフロイグ 10年」をストレート、オンザロックと二杯頂く。その時に写真は撮るも、携帯であって写りも気に入らないので省略。


 あつしもこまる
2008年04月05日 (土) | 編集 |


 新年度早々、備忘録程度
2008年04月05日 (土) | 編集 |
2008年4月2~4日

ども、「日本酒は決しておいしいお酒ではない」世代なのに、日本酒が美味しくてたまらないこねくろです。ちと慌ただしくて日々の記事をupできず終いであります。

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4月2日

トンカツや鶏の唐揚げといった揚げ物なので、芋焼酎「造り酒屋 櫻井」を引っ張り出す。桜の季節ですしね(TT)

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4月3日

この日は軽め、一合も残っていないままで放置プレー状態だった「大黒正宗しぼりたて」を頂く。ぐいのみで二杯ほどで完飲。「鶴の友」を一杯だけ追加して杯を置く。合わせて一合程度か。

4月4日

この日は帰宅も23時半頃と遅く、休肝日に。


 LE AI 谷町六丁目店
2008年04月03日 (木) | 編集 |
2008年4月1日

更新遅れ気味で申し訳ない。この日の晩はイタリアンを食す。「LE AI(ルアイ)」の谷町六丁目店、いわゆる空堀である。こちらの心斎橋店は以前にも取り上げている。あちらはフレンチであるが、こちらはイタリアン、以前はカフェだけだったスペースでイタリアンも提供するようになったのだ。値段もなかなか手頃だ。

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私は飲み物に白ワインを頂く。詳しい銘は失念したがシャルドネ、デキャンタにて頂く。

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前菜にまず豚のテリーヌ、この後に茄子のグラタンも頂く。ちなみに、二人で行って、お互いにアンティパスト、プリモ、セコンドを一つずつ選択していたんだが、一皿ごとに出てきてシェアすることに。

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パスタの一つ、烏賊とカラスミと水菜のパスタ。

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メインの一つ目は豚。

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もう一つは地鶏。

いずれもシンプルな品で美味しく頂ける。メインでも一品1k円前後なので、ワイン1~2杯を入れても一人3k円台ぐらいだ。


 「日本酒は決しておいしい酒ではないのです」
2008年04月01日 (火) | 編集 |
私は長年、大きな間違いを重ね続けていました。日本酒を嗜み、それを「美味しい」であったり、お酒の中では「日本酒が一番好きだ」と何度も何度も述べてきましたが、それは単なる勘違いでしか無かったのです。これまで私の記事を読まれてきた方に何とお詫びをしていいものか、皆目検討が着きません。


これは私一人の話では無いのです。私のような現在の20代から30代半ばにかけての日本人は全員、日本酒は美味しいお酒ではなかったのです!この世代が「日本酒美味しい」と述べるのは全て勘違いだったのです。それは栄養学上、はっきり示されてしまっているのです。

増田晶文著の『うまい日本酒はどこにある?』(草思社、2004年)より、次の引用をご覧下さい

「日本酒が若い層に見向きもされなくなった理由として、彼らの嗜好の変化、食の西欧化が一気に急進したことがあげられている。(中略)〇三年十一月二十八日に、伏見のメーカーが集う伏見醸友会主催で開催された「21世紀の日本酒」という講演会でのことだ。演壇に立ったのは伏木亨京都大学(引用者注:大学院農学研究科)教授だった」(204ページ

伏木教授は嗜好の後天的な側面は離乳食による刷り込みによって決まるとして、高度成長期以降の日本食離れに話が進んでいきます。

「伝統的な日本食を排撃する風潮は、一九六〇年代半ばから七〇年代を経て八〇年代初頭まで続く。その間に、市販のベビーフードはもちろん、家庭で作る離乳食も日本食離れが顕著となった。醤油、味噌、ダシといった日本の食文化が敬遠されてしまった。『豆腐の代わりにプリンを、醤油やダシの代わりにトマトケチャップ、ブラウンソース、ホワイトソース、クリーム煮、味噌汁ではなくコンソメスープが台頭してくるのです』 いま“若者”と呼ばれる世代はこうした離乳食で育った -と伏木は指摘した。いわば『蕎麦屋の前でダシの匂いに反応しない世代なのだ』」(205~206ページ)

そして伏木教授はこう断言します。

「『だから、彼らにとって日本酒は決しておいしい酒ではないのです。パンやミルク、デミグラスソースにケチャップ、マヨネーズが大好きな彼らにはビールやワイン、それに蒸留酒の焼酎などが口に合うのです』(中略)だが、伏木は『心配しなくてもいい』と声を大にした。『離乳食の流れは、近年の日本食再評価とともに、旧来のものに変わってきています。おそらく今の小学生たちはダシ文化を許容する舌を持っているはずです』」(207ページ)

そして、著者の増田氏はその時の会場の声を拾われてます。
「私の隣の男性は指を折りながら、『あと十年ちょっと辛抱したら、また日本酒を理解してくれる若者が出てきてくれるんやな』と呟いた。」(207~208ページ)

そうなのです。20~30代半ばの世代は日本酒嗜好についてもロストジェネレーションだったのです!! もうじき、日本酒を嗜好する世代が現れてくるのです!! そうなると私の世代が日本酒を消費することは、きちんと日本食を刷り込まれている世代にとって損失にしかならないのです。このことは天下の神亀酒造も見抜いていたのでしょう。だから「三十五歳以上で、人生の機微がわかる人」を消費者として選定しているのでしょう(参考に和醸さんの記事)。これから成人していく方々のためにも、私の世代は日本酒を飲んではいけない、買ってはいけないのです。

伏木教授は講演会ということで、とても理性的に述べられた様子ですが、本音ではもっと憤慨されているのです。次のURLをご参照下さい。(文字化けするかもしれませんので、その場合はエンコードを調整してください)
その内の要点を引用します。

「だいたい、若い奴らは、安くて油いっぱいで、国籍不明のろくでもないモノしか喰ってないから日本酒の本当のおいしさがわからないに違いない。伝統も文化もあったもんじゃない」

「若いやつらにはまず、日本の旨い食べ物を教えなければならない。奴らには伝統の味覚が備わっていない。これでは日本酒の将来も危うい。そこで、ワタシは考えた。日本酒酒造メーカーの最後の奥の手。起死回生の一発。清酒業界、酒蔵が一斉に赤ちゃん用の離乳食を売り出すのだ。それも、純和風、清酒の肴に合う魚の生臭味も隠し味に入れておく。高級な味覚じゃあないか。酒の肴が無くなったら失敬できる。いや、これは冗談だが。子供の頃から食べ慣れたものを好きになるのは、食行動科学の基本なのだ。いまの不良ガキどもの未熟な舌を一掃してくれる新世代の誕生だ。和食が好きな人間はゼッタイに日本酒を飲む。ワタシも新世代の孫となら日本酒が飲める」


実に本音で記して頂き、開眼の思いです。私の世代は「不良ガキ」「未熟な舌」であることを教授から示して頂きました。まさしく「無知の知」に通じる思いです。これを真摯に受け止め、30代後半以上の世代のため、これから成人する若者のため、今後日本酒を飲まないことを固く誓います。

2008年4月1日 こねくろ











もう一度言いますが、
4月1日
ですよ。引用およびリンク先は事実ですが。


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