日々の晩酌を中心に、時々我が家の虎猫兄弟なブログ。
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 松露一〇四号
2006年03月31日 (金) | 編集 |

私は焼酎、特に芋焼酎で好きな銘柄、定番銘柄と聞かれた場合に挙げる銘柄は決まっている。これまで酒バトンでも明記したこともあり、先日そこの麦焼酎について記事に書いた時にも触れたのだが、私の好きな銘柄は兎にも角にも宮崎県の松露酒造の焼酎を挙げる。松露酒造の基本銘柄は「松露」で特別版で「心水(もとみ)」などもあり仕上げ方に特徴の違いがあるとしても造られる芋焼酎の方向性は堅実で共通のものがあるように拝見している。こちらは焼酎蔵としては中堅規模(少なくとも小さな酒蔵では無い)とは思うのだが非常に高品質の焼酎を醸すという印象を持っている。

 松露酒造がお気に入りと言っても松露酒造の焼酎を私は全て飲み尽くしているわけでは無い。焼酎でも年度違いでの差があることも確かでそれが絶対的なことではないが、これまでそれなりの数の焼酎を呑んできて、「この焼酎さえあれば満足だ」と最も強く思えたのが松露酒造の芋焼酎「松露一〇四号」に他ならない。

 焼酎の銘として聞いて違和感を持った人も多いかと思えるが、これはあくまで通称に過ぎない。通称と言っても半ばそれが正式名称になっているところもある。そもそもの点から言うと、松露酒造が品評会向けに特に出来の良いものを選定した際に特に目立って良い出来だったのが104号タンクであったことから、毎年そのように選定してわずかながら流通するものを「仕込 第一〇四号」の通称にしている。正式なラベルは存在せず、裏ラベルに当たる説明書きと「松露 仕込第一〇四号 (それに芋選者・杜氏・ろ過者の名前)」が記載されているタグが付き、緑色の鶴亀が描かれた包装紙に包まれている。どうやら今では一〇四号タンクに限らず良い出来のタンクを選っているその通称という話を聞いたこともあるが、通常の主銘柄「松露」の場合に各タンクをブレンドして均一に仕上げるのに対し、差別化が図られ卸される酒販店も限定しているマイナーな存在というのが一〇四号かと思える。もちろん最初はチラッと噂を聞いての興味が強かったのだが、実際に初めて呑んだ時は衝撃的で、私が探し求めていた白麹的芋焼酎の好みにぴったり合致したものであった。「レア物を好みだと行って通気取りか」と思われるかもしれないが少なくとも私が主銘柄として出されているレギュラーの「松露」と「松露一〇四号」を飲み比べた印象としては明らかに風味は異なり、特に好みで言うと後者がとても気に入っている。それゆえに松露の中でも一〇四号を支持し求めているわけだ。自慢したいだけなら他にもっとレアということで有名な銘柄がいくらでもありまっせ。

 飲み口としては非常に綺麗で砂糖菓子のような甘露な風味が来る、何よりも芋焼酎としては宿命とも言えるクセ、土臭さがまるで感じなく(もちろん常圧蒸留)、穀物的な部分はほとんど無い。旨味と(お菓子のような芋特有の)甘味をしっかりと感じさせる。そしてくどさが無く後口が軽く、同時に香ばしい味の響きがある。白麹の良さが最大に発揮されたような軽やかな甘味とキレの良さがあり、食中酒としても、何度呑んでも飽きが来ない。長らく晩酌(特にブログ上)には登場していないが、定番の芋焼酎として不動の位置にあるのがこの「松露 一〇四号」に他ならない。くれぐれも行っておくとレギュラーの「松露」もとても美味しい。ただ風味がレギュラーの方が濃いめで、私にとって丁度良いのが一〇四号というだけのことだ。こちらの麦焼酎の段でも触れたが、こちらの焼酎は松露というだけで支持したくなる、そういう想いがある。

 やや余談だが、「松露」は清酒好きが好む焼酎では無いかと思えるところがある。少なくとも上記の味わっての感想は私が清酒の際に述べる内容に近いというのがあるのだが、その事はまた今度述べたいと思う。

※ 統一を図るため、コメントは参式の方にお願い致します。
http://www.doblog.com/weblog/myblog/54437/2440889#2440889


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 3月30日 秋鹿無濾過中取り ちょっと伏見
2006年03月30日 (木) | 編集 |
 今日も変な天候、とにかく冷え込む。ようやく大阪も桜が咲いてきたと思っていた矢先にこれだから寒さに弱い私としてはたまったものでは無い。そのため今晩は鶏肉と豆腐の鍋となる。

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 呑んだのは大阪の清酒「秋鹿 無濾過中取り 純米吟醸生原酒 全量山田錦」、この一本はこれまで二度ほど書いているのでそちらを参照して頂きたいのだが、燗映えする無濾過生原酒として非常に美味しく思える。中取りというだけに旨味たっぷりで綺麗さも持っている。ふくよかな甘味が特徴的に感じるものの酸味もそれなりに持つので食中でも違和感なし、香ばしくもありつつ味切れも良いのは秋鹿らしいだろう。どうにも疲れが溜まっているせいか二合足らずでもう充分というところ、そういう日もあるだろうという感じだが、秋鹿の充足度が高いということも言えるだろう。

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 ついでに今日は時間を作って京都・伏見に唐突に訪問する。訪問といっても大阪に住んでいて普段京都に通っている私にとっては普通に途中下車という程度の事、ただ伏見は京阪沿線で私は普段阪急の方を使っているので交通費がかかってしまうのがネックになるし、伏見自体は一昨年ぐらいに観光で少し訪れた事がある程度だった。なぜ唐突に伏見に行ったかというと一つ無性に気になる伏見の清酒銘柄があったため、個人的には短時間ながらその銘柄の一升瓶を求めてうろついたのが楽しかったり、驚くほどの清酒・焼酎の揃いの良い酒屋を見つけたりとなかなか有意義だった。その銘柄については花見用に用意したこともあり近日中に詳細を書くかと。


 威風堂々と寝てる
2006年03月30日 (木) | 編集 |

なんかで~んと寝てます



 やっぱり家呑みに限る!?
2006年03月30日 (木) | 編集 |

 3月29日、もうすっかり春と思いきや突然の悪天候の後に強烈な冷え込みを見せる。この日は故あって自転車に乗っていた間に幾度と無く暴風雨雪に襲われてしまい、すっかり身体が冷えてしまう。それでも晩の会議と外呑みに頑張るのだった。

 こっからはお馴染みなチェーン系居酒屋の不満が入ってしまうのだが事実なので仕方無い。冷えた身体を暖めるとしたらまずは清酒の燗酒をとにもかくにも欲してしまうのだが燗=安酒(ついでに品書きに銘柄も明記しない)、それなりに有名な所謂「地酒」=冷酒(しかも冷蔵庫で冷やしている)というなんたらの一つ覚えの定式での提供、これでは燗酒を頼む気になるはずもない。そうなると焼酎や梅酒のお湯割りしか選べなくなる。そのあたりの品揃えがピンとこなければ不満も言いたくなる。

 最初、芋焼酎薩摩古秘のお湯割り、次に梅酒のお湯割りと呑んでようやく身体が暖まってきたので清酒も呑みたくなり、冷やでしか提供してくれない栃木の「黒龍」の純米酒を一杯呑む。これは結構気に入っているといえるのだが、これはまず燗映えすると思えるのでどうにももったいない。

 この居酒屋、少し前にも記事に書いたのでいつも御覧になってる方にはどこのチェーンか察しがつくかと思うのだが、料理自体は結構良いと思えるのにお酒に対する熱意は特に感じ取れないというのが正直な感想だ。特に店員(バイトさん?)がなんともねぇ、今回ある方が焼酎を注文しようと「○○をストレートで下さい」、店員「はっ?えっ?」、コチラ「だから氷も水もお湯も無しでそのまま下さい」店員「冷えてませんよ」…オイオイお酒って冷えてなきゃいかんのですかい。。。要領を得ないのでもうロックで注文することになったのだが、それを聞いていてもう呆れるを通り越す。マニュアルを基準に指導なりをしているのだろうがここまで柔軟さを欠いていると腹立たしく感じる。

 そんなお店でも他に対抗店が無いためか、それともお酒そのものにみなさん関心が無いためか、とても繁盛している。いつも思うのだがこの手の居酒屋のお酒の提供の仕方って一時代遅れていると言える。焼酎の提供にしてもお湯割り・水割り・ロックに梅かレモンを入れる「いいちこ」的呑み方、清酒の提供にしても「良い酒は冷やで」的呑み方にあり、何よりも問題なのはそういう形式に凝り固まってしまっていることだろう。こういう呑み方を好む人もいるもんだろう、と思ってもらえて要望があれば対応するという程度で解決する話なのにどうも変わらない。結局、清酒の場合“冷や”で出すのが一番手間がかからず楽という店側の都合でしか考えてないんでしょうねぇ。



 “がら”と“ちょく”で飲る球磨焼酎「豊永蔵 常圧」
2006年03月28日 (火) | 編集 |
 大阪梅田の阪神百貨店にて催しで「熊本 味と技展」が行われている。一週間ほどの開催で明日3月29日まで、一度は行っておきたいと思いつつ、ようやく今日寄って来れた。一番の目当ては辛子蓮根、これで球磨焼酎を飲(や)りたいと思っていたのだ。

 辛子蓮根はあることは確かなので、とりあえずお酒コーナーに向かう。お酒そのものよりも熊本の酒器、「がらとちょく」(“がら”が酒器、“ちょく“が盃)が欲しかったからだ。見るとやはりあった「がらとちょく」、しかも「ちょく」が2個付きで780円とお安いのでこれを購入することにする。特に焼酎を購入するつもりではなかったのだがどうにも本催しが終わりかけで他に客も少なかったためかやたらに試飲を薦めてくる。まぁ味わえる分にはありがたいので良いんだがいくら呑まされてもその気が無いので財布の紐は緩まず、適当な理由をつけてその場を後にし目当ての辛子蓮根を購入して催場を後にする。とはいえ地階の酒売り場を覗いたらちょうど年二度出荷の「赤霧島」が入荷していたのでついつい購入してしまっているのだが。。。

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 そうして帰宅し晩酌、もちろん購入した「がらとちょく」で球磨焼酎の直燗(つまり割水せずに燗)をする。あらかじめ呑みたいと思って購入していた球磨焼酎、豊永酒造の「豊永蔵 常圧蒸留」だ。元々「豊永蔵」は減圧蒸留だったのが昨年ぐらいに新たな銘柄として常圧蒸留版を出されたようだ。ラベルの色系統も反転、元々の減圧版が緑瓶を用いていたのに対しこれは茶瓶を用いると言うように見た目も対照的にしている。こちら豊永酒造はオーガニック認定米を用いる事が特徴で、裏ラベルによると契約農家と自社農園で作る有機自然米を全量使用、品種も酒造好適米の西海一三四号と山田錦だ。水も球磨川の上流部の地下水を用いている。米造りから取り組んでいるという点では大阪の清酒蔵、秋鹿酒造に通じるものがあり非常に好感を持っている。豊永酒造の焼酎については私はいきなり「完がこい 全麹仕込(減圧)」という特殊なものを呑んだきりなのだが、それには非常に好印象を持っていた。なので特にこちらの主銘柄の「豊永蔵」の常圧版が出たということには非常に注目をしていて、ようやく呑むに至った。

 まず開栓して直接呑んだ印象、これまでの米焼酎の常圧のイメージが吹き飛ぶぐらいに上品で滑らか、しかし減圧とは明らかに異なる風味のコクと旨味がある。試飲させてもらっていて言うのは悪いのだが今日試飲したものとは一線を画するような旨味と呑みやすさを両立した良さがこれにはある。そして直燗にて辛子蓮根と共に、もう至福の一時で燗にすると香ばしい風味が響いて割水していなくともぐいぐい杯が進む。もちろんチェイサーは用意しているが焼酎でここまで心地良く酔いを満足に感じるのは久々な気もする。この「豊永蔵 常圧」自体、期待通りの良さ、そして「がらとちょく」で直燗、これまた非常に美味く心地良かった。


 ちゃんと「人工甘味料使用」と書いてくれ
2006年03月27日 (月) | 編集 |
 今日は休肝日で晩酌ノートはお休み、代わりと言ったら何だが今日は食品で腹立たしいことがあったのでその話でも。

 ちょっと喉が渇いたし少し糖分補給もしたいと思ってふとあったコンビニに立ち寄る。そして「カルピスソーダ」が目についたので500mlペットボトルを購入、早速ゴキュゴキュ飲んでいたのだがしばらくしてどうも違和感がある。この後味の変な感覚はまさか…と思ってよく原材料を見ると私が最も忌み嫌うものが入ってる。それは人工甘味料、しかも特に嫌いな二大人工甘味料、アスパルテームにL-フェニルアラニン化合物がしっかり入っている。

 なぜ嫌いなのか、いわゆる「買ってはいけない」系の情報を鵜呑みにしているわけでは無い。私はこの手の甘味料を下手に多く摂取してしまうと便秘に陥ったりする。よくこの手の甘味料は栄養摂取障害を起こすと言われるが私は実感としてそう思うところがあり、どうしても摂取するのは気持ち悪い。それに人工甘味料特有の変な後味があってこれも何とも気持ち悪い。なので避ける様にしているのだが今回のカルピスソーダはラベルにはそれらしい文言は書いておらず原材料名の細かい字を確認しなければわからない状態になっていた。これでは今回のように間違って購入してしまう。そこが何とも腹立たしいのだ。

 その手の人工甘味料を用いるのはその食品・飲料の糖分を減らし、低カロリーを宣伝することにあると言える。やはり世間にはダイエットを意識している人は老若男女問わず多く、低カロリーであることを歓迎する方は多いだろうと思える。中には持病のためや肥満防止のための医療的意味を持って用いられるという話を聞くし、低カロリーを求める方々にとやかく言うつもりは毛頭無い。ただ人工甘味料を使用しているかどうかははっきり分かるように明記する必要があると強く思うのだ。こっちは取りすぎると身体をこわすのだから洒落にならん。一般的にこの手の甘味料を用いている製品は「カロリーオフ」や「微糖」といった文言が付けられており、これがあればまず何らかの人工甘味料を用いていると考えていいと思っているのだが、その記載の表現に関してはなんらか決まりなど無く、「カロリーオフ」という記載はダイエットを望む人に対する宣伝文句に過ぎない。だから今回のように人工甘味料を用いていてもなんらそれらしい記載が無いという場合もある。それらしい記載をしていても今のコンビニ辺りの商品陳列をみれば人工甘味料使用の食品・飲料は非常に氾濫している。このこと自体どうにもおかしな傾向と感じてしまっているのだが、そういうことで思いもかけず人工甘味料に遭遇してしまう危険性が高いのだ。

 とはいえいわゆる添加物を神経質に気にしていては何も食べれなくなるというのが哀しい現実で、無添加となっていてもそれにどこまでの信用性があるのかの保証もハッキリしない。そもそもどの段階で何を用いているのかという情報の把握などまず出来ない。私の場合は特に人工甘味料に関して身体が拒絶してしまう部分があるので神経質になっているということだが、通常の糖分を減らしかわりに人工甘味料で補うということ自体に食品として非常に違和感を抱いてしまう。ともかくどうにも腹が立つ。

 今日は昼もやむを得ずコンビニ弁当だったし、もう何というか憂さを晴らす気分で久々にケーキでも楽しもうかと帰りに阪急百貨店梅田店に入っている御影高杉で購入、サンマルクという洋酒の香りをきかせたもの、休肝日にはちょうど良いかも!?

追記:ケーキの写真もupしたがそれだと記事題と写真だけみるとケーキに人工甘味料が用いているように見えるので消しました。御覧になりたい方は参式の方ににどうぞ


 美味しいものが欲しい!?
2006年03月26日 (日) | 編集 |

パッと見ではわかりにくいかも知れませんが、今日の晩御飯の折にカワハギの干物を欲しがっているユウキのドアップの図。



 都美人 山廃純米しぼりたて 天秤搾り
2006年03月26日 (日) | 編集 |
 すっかりもったいぶってしまった気もするが、都美人の天秤搾り、記載されている文言を極力正確に記載すると「山廃純米木桶仕込 都美人 しぼりたて無濾過生原酒 懐古伝心 天秤搾り」を今日開栓した。スペックは兵庫産山田錦を用いて麹米60%の掛米70%で日本酒度+5.7、酸度1.6~1.8、アミノ酸度1.1~1.3、酵母協会901号、丹波杜氏の塚本武彦杜氏による仕込みだ。太鼓持さんの記事(旧ブログですがこちら)を拝見して以来永らく恋いこがれていた一品といっても過言では無い。同時に天秤搾りへの興味を強く持ったことも確かで萬勝や不老泉にもその点で惹かれるものがあった。

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 まず開栓して食事の準備をしつつ一時間は常温に馴染ませて呑む。とはいえ開栓少しして味見がてら呑んでみると最初は新酒の荒さが目立ってなおかつ記載されている言葉通りにやや古風な(逆に言えば呑みやすさや第一印象を重視した造りと一線を画する)風味を感じた。ついでに山廃的な酸味とクセもあるように思ったのだが、いざ食事に合わせての段になるとどんどん味乗りして、呑みにくさ無しにともかく染み渡る旨味がある。爽やかで涼やかな風味でやや渋味があるものの後口は綺麗に軽やかだ。主菜は鰤の照り焼きに海老団子と白菜・茸の炒め物といったところで写真に写っていないがカワハギの干物を炙って割いたものがあり、このような魚介類の料理・肴との相性は予想通り良い。特にカワハギの干物と同時に口に含むと干物の持つ濃い旨味を甘くも爽やかに昇華してくれるように感じる部分があった。酒単体で見ると響くような甘味・旨味・渋味がありつつ綺麗に消えていくというところで、今日のような魚介系と合わせると相乗効果で両者を引き立たせ非常に魅力的な清酒と全く思う。原理はよく分からないが丁寧な搾りというのは時として直接酒質にも影響を及ぼすように信じたくなる。

 ちなみにこの清酒を購入したお店(あくまでネット上の店舗)のことだが、十数本用意されていてこれまでそちらで買いものした人向けに案内メールがあったとは言え丸一日ほどで完売になった様子、私はと言うとたまたま覗いた際に案内メールに先駆けてネット店舗上で商品自体はupされていてすかさず注文していた。そのため、その後に来た案内メールを注文した事の確認メールと一瞬勘違いしてしまったほどだ。それにしてもその二日ほど多忙で全くそれに構っていなかったとしたら確実に手に入らなかったのは確かで、購入出来たことは幸運としか言いようが無いだろう。


 さつま五代
2006年03月25日 (土) | 編集 |

 少し前にチラッと書いたが、ふと四合ほど残っていた焼酎の一升瓶を譲り受けた。それが山元酒造の芋焼酎「さつま五代」であり、一週間ほど割水で寝かしていて今日燗にして晩酌として呑んだ。

 この「さつま五代」、記載されている製造年月日(製造というより蔵出しの日付というのが正確だろう)が2004年8月9日と相当以前のもので現在店頭に並んでいるものとは少なくとも寝かされているという点では風味的に趣は異なるだろうと思える。最低でも一年半寝かされたことになるのでやはり酒質はまろやかになっており、生で呑んだ印象としては雑味や荒さはほとんど無くなかなか香ばしく甘い風味があって好印象に思える。個人的には焼酎でも熟成によって味がまろやかに良くなると思っていて少々期間が経った焼酎の方が抵抗を感じず呑める印象がある。その点では五年以上熟成される田崎酒造の「古酒 たなばた」など好例で、あれは非常に柔らかい酒質に嫌みの無いしっかりとした芋の風味で非常に好みな一本だ。ともかく、焼酎でも熟成というのは風味を左右する重要なファクターであるのは間違いない。

 少し話を戻すと、今呑んでいるものから考えるにこの「さつま五代」自体かなり良い酒質だろうと思える。あらかじめ割水した燗だとふっくらとした芋の甘味が感じられ単純に楽しめるものと思える。主菜は鶏もも肉・砂肝の焼いたもので、これに合わせての晩酌という所だ。



 棚から大黒正宗
2006年03月24日 (金) | 編集 |

 少し前の話だが、とある方からお酒を頂いた。あらかじめ言っておくとその方は私のブログのことは知らない。少なくとも私がこのようなブログを書いていることは知らない。ただ、何度か団体での呑み会で同席していて私は清酒が好きということを知っている。ふとその方が「人から美味しいと聞いて年末年始に多めに用意したけど少し余ったからあなたにあげるよ」ということで一本清酒を私のために持ってきてくださった。それを受け取ったら思いも寄らぬ一本、「大黒正宗 原酒」だった。驚きの勢いで「これ好きなんですわ~」と言ってしまい何とも申し訳ない部分もあったのだが「大黒正宗なら何本あっても困らないです~」と感激の想いの方が強い。ともかくこれには本当に驚いた。

 この頂いた一本、ようやく今日呑ませて頂いた。時々こういう本当に燗で美味い本醸造を無性に呑みたい気分になる。本日の主菜は鶏手羽とジャガ芋の煮物、昨日の鰯の煮付けの残りを利用した豆腐の煮付け、菜っ葉の煮浸し、アボガドの練り胡麻和えといったところだが、大黒正宗はオールマイティーに食事に合うところがあり、またアボガドなどは清酒と好相性だと思える。ともかく燗酒で二合ほど、ゆるりと楽しんだ。

 後、今日は晩酌の前に近所の酒屋(近所で行くところは一つしかありませんが)で色々と清酒を試飲・購入としていたりしたが、購入したものはまた追々登場することになるでしょう。ついでに、昨日で呑み切った「悦凱陣 興」の16BYのものを試飲させて頂いた。今年が特別軽い目に仕上がっていたと聞いていたのだがどうも16BYも仕上がりとしては同様で大筋は同じ印象と言える。それより以前のものは本当に濃かったそうだが、生き物相手なので年ごとの出来上がりに差があるのが清酒の特性であるのは当然で、美味しい事には変わらないので濃い云々で価値が決まるわけでは無いと思える。むしろそういうものだと思える部分があり、そう認識出来ただけでも今回は非常に有意義だったと言える。

 まったく晩酌と関係ない余談だが、今TVでフィギュアスケート人気に反してスケート場が閉鎖されているという話題が挙がっている。大阪でもどんどん閉鎖されていって、今や「なみはやドーム」のスケート場ぐらいしか思い浮かばない。スケート場と言えばかつて近所に「桜ノ宮スケートリンク」があった。小学校のころ何度も家族や友達で遊びに行ったもので楽しかったものだが、もう10年以上も前に閉鎖されゴルフの打ちっ放しになった。ちょうどバブル期だったろうか、子供心には遊べる層が限定されてしまう施設(普通子供が楽しむようなもので無い施設)に変わってしまったことに腹立たしく思ったものだ。



 悦凱陣興を呑み切る
2006年03月23日 (木) | 編集 |

 何となく忙しいこの頃なのだが、晩酌は楽しみでしてしまう。今日はエールビールの「よなよなエール」を呑んだ後、一合ちょっと残っていた香川県の丸尾本店の清酒「悦凱陣 うすにごり生 純米吟醸 興」を呑み切る。こちらの17BY第一段の清酒で八反錦使用の無濾過生原酒である。まぁ詳しくはここ最近に何度も書いているのでそちらを参考にしてもらいたい。

 主菜は鰯の煮付けに鰺の造りといったところでちびちびと呑んでいたというところだ。この興、清酒として非常に美味しいものであったし家族からも好評であった。なので清酒としては満足度は高いのは間違いない。ただし、今回の造りの事情で凱陣としてはかなりあっさりに仕上がってしまっていると伺っており、実際に無濾過生原酒としてはやや軽すぎる部分がある。どちらかと言えば四国的に濃い酒質を期待していたところから少し物足りなく感じているのは確かなのだ。本来の興に焦がれる部分もある。。。



 今日は「つくし 黒」
2006年03月22日 (水) | 編集 |
 この頃の身近な酒販の状況を見ていると、明らかに焼酎熱は落ち着いて清酒の方に関心のある方が多いのでは無いかと思える。ケース1の輸入食材系スーパーの場合、これまでそれほど多く無かった清酒の揃いがやたら良くなってきてビックリさせられる。ケース2で某大阪梅田の百貨店でも焼酎より清酒を見ている方が目立つ。少し前なら即売り切れというものでも普通に陳列され続けている。どちらかと言えば焼酎でも好みの銘柄が確定していって、何でも焼酎だから、話題になっていたりメディアで取り上げられたからと言うだけで選んでいないというところだろうか、と思ったりする。

 私自身は清酒好きというところがあるのだが、清酒と焼酎を比べるというのは馬鹿げていると思っている。どっちも好きであるし、それぞれに良さがある。モノが違うのだから、どちらかが優れているということは無く、むしろその日の料理との相性で考えて何を選ぶかを決めるのが自然だと思える。人によっては酒の種類で相性があるということがあるかもしれないが、場面に合わせて呑み分けれるのが理想的にも思える。某J系タレントがフランス料理店を嫌がる理由として「焼酎が無い」と公言していたのを拝見し、いかに自分が焼酎好きかアピールする意味(焼酎好きと言えばそれだけ人気を集めれる?)があるのかも知れないが、それだけ聞くと焼酎オンリーな偏飲家に見えてしまう。

 元々天の邪鬼な性格があるので誰もが焼酎を礼賛していると冷ややかな目で見てしまうのは性分なので仕方ないが焼酎自体は間違いなく好きだ。そういえばブログで晩酌の事を書き出してから、勝手に「焼酎の話題を期待」といったことをコメントに残されたことが多々あるが勝手にコチラが書く内容を規定せんでくれって腹立たしかった想いがある。色々と考えながらお酒は購入しているしその日の料理でお酒も決めたい。私は清酒も好きなら知識が乏しいながらワインも好きだ。特に仏・伊辺りの料理を外で食べる際は頭にワインしかない。

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 やや焼酎を牽制しているような事を書いているのだが、実際には二日続けて晩酌に焼酎を選択している。今日の主菜は豚肉の胡麻風味炒めだったことから選択したのは風味が強めながら丁度良さそうな麦焼酎「つくし 黒」だった。これは福岡の西吉田酒造のもので黒麹仕込常圧蒸留で5年以上熟成をブレンドした一品、「つくし」はこちらの看板銘柄でもある。減圧蒸留の「つくし 白」もある。

 「つくし 黒」は泡盛のようなインパクトのある香ばしさが持ち味だろう。かなり強い風味であるが結構食中酒でも遜色は無いと思える。個人的にはロックだと凡庸になってしまうように思え、お湯割り系か水割り辺りの方が合うと思える。今日は主にお湯割りで呑みつつ食事を楽しんでいた。豚肉の胡麻風味炒め以外には葱の髭根の唐揚げ、ひじきの焚き物、南瓜の煮付け、豆腐のあんかけ、菜の花のおひたし等々といったところだった。


 き六呑み切りさつま寿
2006年03月21日 (火) | 編集 |


 カイロ猫リターンズ
2006年03月20日 (月) | 編集 |
 そろそろカイロを用いるシーズンが終わりなので、何故かカイロ好きなユウキも淋しいかも、ということでストックしていた連番写真でもお楽しみ下さい。

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 カイロ発見!

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 周りに、

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 誰もいないかな?

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 噛み噛み~♪


晩酌ノート的追伸、本日は休肝日です。


 不老泉山廃仕込純米酒 極寒手作り生原酒
2006年03月19日 (日) | 編集 |
 三月も中旬が終わるというのに今日は何て言う寒さだ、雪までちらついている。昨日も雨が降りっぱなしであったしせっかくの週末がもったいない。唯一、18時を回っても日がまだ沈まないのがもう春を思わせる程度だ。

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 こうも寒いともう頭の中は燗酒の気分になっていた。ついでに主菜も豆乳鍋ともう熱々メニューの晩酌にした。呑んだのは滋賀の上原酒造の「不老泉山廃仕込純米酒 極寒手作り生原酒」だった。不老泉は地元の普及版以外はほぼ天秤搾りを行っている、天秤搾りの代表的蔵元だろうかいう印象がある。昔ながらの天秤搾りを今でも行っている蔵はこの上原酒造に兵庫県淡路島の都美人酒造、福岡県の白糸酒造と長崎県の吉田屋(九州の二蔵は「天秤搾り」とは言わずに「撥ね木搾り」と言っているが構造は一緒)の四つを確認しているが、少ない事は確かだ。だからどうこうという訳では無いが天秤搾りというものは風味的に興味を抱いてしまう。

 天秤搾りで特に呑みたいと思っていた「都美人」のものをようやく入手したこともあってこの「不老泉」を求めたのだが、「不老泉」は量り売りにて求めたのですでに開栓済みでそもそも購入時に試飲している。なので「都美人」の方が楽しみであるし既に購入したことを明言しているので「いつ出てくるのか?」と言われかねないのだが秋鹿・悦凱陣と開栓しているなかであわててこれまで節操なく開栓してしまうのは少し避けたい気もする。

イメージ 2オリジナルのサイズの画像を見る場合はクリックしてください。

 ともかく今日呑んだ「不老泉」、二年ほど熟成しているものでまろやかで濃い。上原酒造は個性的な山廃仕込にあることが自他共に言われていて、「10人に1人好む人がいれば良い」といった事を明言しているぐらいだ。しかし、私が数種呑んだ印象でははっきりと選り好みが分かれるという印象では無く、特に今回のものは風味と味切れの良さを持つ、普通に薦めることが出来るものだ。確かに山廃らしくしっかり目の酸味があるがこれに嫌みが無く、甘味と相まって吟醸香とは異なる果実系の味を思わせると同時に全体的に引き締めているような印象もある。後口は渋味の余韻が有りつつそれ以外の部分は綺麗に消えていく。結果的に杯がどんどん進んでしまいそうなところで非常に美味い。豆乳鍋もあり身体が芯から温まる心地だった。


 懇親会的セレモニーにて
2006年03月19日 (日) | 編集 |

 今日はシンポジウムのお手伝いで出ていて、そのまま晩は懇親会的セレモニーで立食形式、場所はプライベートで出張での料理提供という形式だ。なのでお酒は自由度が高く、もうビールはキリンラガーであるが、それ以外のお酒は色々とある。とりあえず私が呑んでいたのは泡盛の壺入り43度の古酒の「於茂登(おもと)」、芋焼酎の「五代」、「くじらのボトル」、清酒で原酒造というところの「越後壱 旨酒」(何もそれらしい文言を明記していないところを見ると特定名称酒ではないようだ)を呑んでいた。於茂登は見ての通りに度数を感じさせないまろやかさで文句なし、五代は芳醇系でバランスがよく非常に印象は良い。くじらのボトルは私が持ち込んだものだがやはり軽快で良い。「越後壱 旨酒」はとりたてて評価点は無いが文句も無い。確かに旨酒というだけに新潟的な淡麗というよりも旨味があるタイプだった。

 そのあとに打ち上げとして内輪で少し場所を移し、相変わらずの「かごの屋」、その間に生ビールを二杯ほど呑んで終了となった。ついでに余っているということで4合ほど残っていた「五代」を頂いてきた。これはまた改めて晩酌で呑もう。

 ついでに今日は、どこが勝つか楽しみな大会がある。野球じゃないですよ、爆笑オンエアバトルのチャンピオン大会ファイナル、ある意味M1グランプリより楽しみなものだ。これを書いているのは丁度放映されている途中だ。どこが優勝するのだろう。。。



 よなよなエール、悦凱陣興
2006年03月17日 (金) | 編集 |
「登録出来ない文字列が含まれている」と出てこちらにはup出来ません。
全く問題なくup出来ている「茶虎ノート参式」にお越し下さい


 特等席?
2006年03月17日 (金) | 編集 |

 あつしはどこでくつろごうとしているのやら。。。



 秋鹿無濾過中取りでゆっくり晩酌
2006年03月16日 (木) | 編集 |
 昨日は晩も21時まで会議、その間2回ほど携帯にNTTから電話が、光ファイバー回線に替えるということを一応申し込んでいるからなのだが、こっちが忙しい時に限って電話を掛けてくる。留守電で「折り返し連絡を下さい」とあるから会議後に電話したら「~このフリーダイヤルの受付は午後20時までになっております~」ってなんだそれ。。。別に急がんからこっちの手が空いてる時に掛けてきてくれってわがままな気もするが、本音で言うと特に導入したいという強い想いも無いし(ネット環境としては現状のADSLでもまったく問題なくブロードバンド配信を楽しんでいるし)、電話料金まで考えると安くなるんだろうが今はそれで手間を取られるという機会費用の方がもったいない気がしてしまう。

 昨晩は会議の後、相変わらずの「かごの屋」での外呑み、生ビール×2と菊姫を少しといったところ。

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 今日は特に何も無いのでゆったりと普通の晩酌が出来るという気分だ。そういうことで大阪の清酒「秋鹿 無濾過中取り 純米吟醸生原酒 全量山田錦」を呑む。これは先日開栓して呑んだのだが、その時は落ち着いて呑めずに一合ほどを冷やで軽く呑んだ程度だった。なので今日は二合ほどを主に燗にして呑んだ。やはりこの秋鹿の無濾過中取りは落ち着いた印象で濃く美味い。それでも後口は軽やかで食中で魅力的に感じるのは秋鹿らしいと思えてしまう。主菜は鶏肉のロースト、切り干し大根とモヤシの和え物、野菜の焚き物等々で秋鹿とは好印象に思える。風味の中に何とも香ばしく甘いものがあり、こういう清酒は非常に好きだ。食後にも少し呑んでいて思ったのだが、この香ばしい甘い風味はホワイトチョコと無性に合うと思えた。

 何とも今日は秋鹿で英気を養った、そういう想いを持つ晩酌だった。


 東京ブラック、そしてダレヤミ
2006年03月15日 (水) | 編集 |
 忙しさにかまけて、というか昨日は休肝日にしてブログは特に更新せず、まぁ変に忙しくて訳が分からないのは確かなのだが。。。

 あまり個性は無いが気候の話題、昨日・今日と雪が降る冷え込みで“お水取り”終わったじゃん・・・とツッコミたくなる。

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 今日の帰宅は21時頃でそれから夕食、もう今日はまずビールという気分だったのでヤッホーブルーイングのポータータイプの黒ビール、「東京ブラック」を呑む。購入したときに伺っていたが濃い色の黒ビールだが、見た目よりもあっさり目で素朴な印象だった。

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 どうもダレヤミ(疲れを止める、または取る)な気分で白麹系芋の割水燗が呑みたく「さつま寿」の事前に割って寝かしておいたものの燗を食中酒として呑む。主菜も豚ヒレ肉のソテーと丁度良い。今日の寿の印象は芋の香ばしさが感じられ、それに水としっかり馴染んだまろやかな甘味が感じられた、何日寝かしていたかハッキリと覚えていないが数週間はおいているだろうか…まぁ少々長く置いても劣化はしないと思える。


 続「悦凱陣 うすにごり生 純米吟醸 “興”」
2006年03月12日 (日) | 編集 |
 2006年3月12日、一応日曜日だが色々と用事が…、そんな中でもちょっと買いものに、鶴見のアウトレットに久々に行ってきた。結構店舗や場所も最近変わっていて、一つ気になっていたのは「たち吉」のショップだった。ただ期待にかなわず店舗規模が小さく、いわゆるアウトレットのお買い得品自体は少ない。若干ぐい呑みはあったが徳利系が乏しく買うには至らなかった。このアウトレットでいつも利用している「無印」も場所が変わり広くなっていたのは良かったが今回は見た程度だ。今回訪れた本当の狙いの一つは時計、昨日いつも使っている腕時計の留める箇所がとうとうバカになって装着してられなくなった(以前より緩くてちょっとした弾みですぐ外れたりしていた)。なのでとりあえずお買い得品は無いかとセイコーのアウトレットショップに行ったわけだが手頃に欲しいと思えるものが無し(ブライツのシリーズが安かったら欲しかったがその辺は値引き率が悪く諦めた、一般的に30%offしてるんだからアウトレットはせめて半額にしてよ…)。もう一つの狙いは靴、普段履きの革靴が欲しかった。実は私、スニーカーよりも革靴の方が遙かに足に馴染むという性分で、こちらのアウトレットでおよそ10k円で買えるKENZOの靴が定番になっている。結局今回は靴を購入しただけに終わった。

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 いきなり晩酌に関係無い話から始まったが、私のブログだし日記風に書くのもたまには良いでしょう。この日呑んだのは一昨日と同じ香川の清酒「悦凱陣 うすにごり生 純米吟醸 “興”」だ。先日は二日分の記事を一度に書いたりしたので早足で書いてしまったのだが、これは凱陣の中でも社長兼製造責任者の丸尾忠興氏の名前の一文字を冠した特別な位置づけにある。凱陣の中でその年で最初に仕込み上がり世に出るのもこの興である。年末の12月中には蔵出しされるのでネット上で年末年始に楽しまれると言われている方もいくつか拝見した。

 今日は燗にして頂いたが、そもそも開栓して二日ほど経っているので味乗りも進み、炭酸も落ち着いている。柔らかくも丁度良い甘味と心地良い渋味による後口の響きで涼やかな軽さがある。例年の物の方がウマ味たっぷりとの話だが、相伴していた家族も「美味しい」と言っていてこれはこれでなかなかの完成度だと思える。燗にした方が味の響きが膨らんで飲み応えもあり非常に楽しめるものだ。

 今日の主菜は鶏ササミと茸の炒め物、蓮根・牛蒡・乾し海老・長芋のぬれ煎餅風、三つ葉の山葵和え、おからの焚き物と言ったところ。この頃食卓が野菜中心の和食が多く、必然的に清酒と合わせてしまうのは致し方無い、ただ体脂肪も下がり気味で良い感じだ(決して食べ物のみに依ることでは無いのは一応言っておく)。

 追伸:昨日は一日外出、晩も流れで大勢で外呑み、寿司割烹でビールに燗酒(菊正宗)を呑んだと、そういうところだ。


 小顔かなぁ?
2006年03月12日 (日) | 編集 |

うちのゆうき、小顔でしょ。えっ身体がでかいだけですって!?



 悦凱陣 うすにごり生 純米吟醸 “興”
2006年03月11日 (土) | 編集 |

 2006年3月10日、忙しさは変わりないが今日開栓して呑んだのが「悦凱陣 うすにごり生 純米吟醸“興”」だ。少し前に購入していたが、購入したお店と少しメールのやりとりをしていてこの話題になり、「未飲に口無し」という想いからこれは呑まねば!という事を機会として開栓させて頂いた。スペックを挙げると八反錦を精米歩合50%で仕込み、日本酒度+2、酸度1.3である。

 瓶の首ラベルには「活性生清酒」とあり、ラベルには「うすにごり」とも明記しているが基本的にしぼりたて無濾過生原酒という様相だ。「うすにごり」の文言で少し自分の中でイメージしていたが実際にはかなり異なり、「うすにごり」といってもわずかに滓があるかなぁ?という程度、伺ったところこの“興”でもその年で最初に搾られるものの場合、搾りを終えた後に滓が沈む前に早々に瓶詰め出荷するために「うすにごり」の文言を付けるようになったらしい。当初和紙に包んでいたので実際の濁りの様子を把握していなかったのだが、「うすにごり」と記載されていなければ全くそうとは思えない。わずかに炭酸を含んでいるのが新酒ということを思わせる。

 思いの外あっさりめで綺麗にまとまっている印象だ。話によると今年のこれはあっさりめに仕上がっているようで普段はもっと濃い様だがそれは条件で仕上がりが異なる清酒の特性というところだろう。本来の持ち味とは異なるかもしれないが綺麗めな清酒と考えると非常に満足の味である。 



 秋鹿 無濾過中取り
2006年03月11日 (土) | 編集 |

 2006年3月9日、ちょっと心身ともにプレッシャーが多くて記事を書くのが遅れ気味で申し訳ない。

 この日は「秋鹿 無濾過中取り 純米吟醸生原酒 全量山田錦」を開栓する。私にとって定番の銘柄となりつつあり、我が家に絶えず「秋鹿」がある状況ではある。これは大阪梅田にある山長梅田店(http://www16.ocn.ne.jp/~yamachou/ の公式ページは長らく更新は止まっていますが実店舗はしっかり営業されてます)にて購入したもので秋鹿の「無濾過中取り」はこちらのお店以外に私がネット上で検索した限りは見つけられなかった。こちらのオリジナルのラベル・スペックかもしれない、少なくとも多くは無いと思う。記載されているスペックとして精米歩合60%、日本酒度+4、酸度2.1、アミノ酸度1.2というところを明記しておく。

 主菜はアサリの酒蒸し、ひじきの焚き物等、「秋鹿」は冷やで呑んでいた。私はこの「無濾過中取り」は槽搾直汲(ふなしぼりじかぐみ)シリーズの純米吟醸の中取り版と思っていたが単純にそうではなく、荒々しさ・渋味はほとんど無くまろやかな酒質と後口の何とも言えない香ばしい響きが心地良い。一応蔵出しの日付は平成18年1月となっていて酒造年度は明記されていないので何とも言えないが、ともかく槽搾直汲と趣は異なり旨味の濃厚さとまとまりの良さは中取りの文字通りとも思える。しばらくはこの秋鹿には楽しませてもらえそうだ。

 この日は結局一合ほどで終え、色々と雑用有り、そういうところ。



 平八亭にて
2006年03月09日 (木) | 編集 |
 ちょっとここ数日ブログはさぼり気味で申し訳ない。6日月曜日は晩に会合でそのまま和風ファミレスの「かごの屋」で生ビール(一番搾り)を三杯呑んだ程度なので特に書くことは無し。昨日の7日火曜日は休肝日にしたのでこれまた記事は書かず、まぁ無事に「都美人」の天秤搾りが届いたというのはありがたい限りではあった。

 そして今日、8日水曜日はこれまた晩は会合、21時過ぎに終えその後にチェーン系である居酒屋「平八亭」に行く。チェーン系とはいえさすがに「かごの屋」は辟易しているので居酒屋であるだけまだ幾分も良い。

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 最初に生ビールを呑み、食事として鯨の刺身盛り合わせや菜の花の天麩羅等、そこそこ楽しめるものと思える。二杯目に清酒を呑もうとメニューにあった「地酒」を指して店員に「この辺、冷や?」「冷やになりますねぇ」「あっそう」と分かり切ったやりとりをした上で奈良の清酒「春鹿 特別純米酒 超辛口」、そんなに馴染みはない銘柄だが評判は良い印象があったので選択してみた。メニューの説明によると日本酒度+15の「淡麗辛口」とのことでそのまんまな印象、このごろ日本酒度の数値では同様の「千代むすびじゅんから」を呑んでいるから余計にそう思うのではと思えるが「淡麗辛口」と説明があった通りにこうもその通りだととてもでは無いが個性も何もあった物ではない。ただこれだけで春鹿そのものをどうこう言うことは出来ないだろう、パッと検索してみると春鹿はスペックが魅力的に思えるものも多く提供しているように見える。どちらかと言うとこちらの清酒の揃え方として辛口系が多く(何故か8つほどしか無い地酒の中に「土佐鶴」「司牡丹」と二大土佐辛口酒?が入っているし)、清酒と言えば「辛口」や「淡麗辛口」が良い酒で支持される酒だ、という意識が強いのでそういうタイプの清酒を揃えるし、その店側の需要に合わせる形でそのようなタイプの清酒を提供しているのではないかと疑いたくなる。

 ただ清酒の揃いとして好意的に見ると一つ「黒龍」がある。以前に店舗違いだが平八亭に訪れた際に呑んだ時はてっきりあの福井のものとばっかり思っていたが、よくよく今日メニューを見ると栃木の清酒となっていた。それで帰宅後に手持ちの「とちぎの蔵元」という小冊子を見ると太平酒造という酒造家が「黒龍」の銘柄で出していた。紛らわしいとは言え、以前に注文して呑んだ印象では米の旨味が素直に出ている感がありなかなか良かった、ただこれは燗に向いてるんじゃあ無いかという印象もあるが。。。まいど外呑みだと文句が出てしまう、何ででしょうねぇ?


 そろそろ鍋の季節も終わりか
2006年03月05日 (日) | 編集 |

 今日は気温自体は特にそうでも無かった様に思うが日なたは暖かい。もう春を思わせるぐらいだったので久々にコート無しで出歩けた。

 今日の主菜は鮟鱇と牡蠣の鍋でそろそろ今年度の鍋は終わりかなぁと思えてしまう。このような鍋だとやはり清酒で合わせてしまう。まずは昨日も呑んでいた「秋鹿 案山子」を冷やで、わずかに残っていただけで写真のぐい呑みの二杯ほどで終了となった。素晴らしい一本であったことはあえて改めて述べておこう。

 次に燗酒として「千代むすび じゅんから」、先日にも紹介したが純米辛口と銘打った日本酒度+15のお酒、しかし軽やかながら旨味もしっかりと持ち、これはやはり良いお酒だと思える。こちらも一合だけと軽く呑んで晩酌は終えた、記事のupも含めて普段に比べてかなり早いなぁ。

余談だが、以前に太鼓持さんが呑まれていたのを拝見して以来、ず~~~っと首を長くして待っていた淡路島の清酒「都美人」の天秤搾り、昨晩に楽天上のおおさかやさんのHPを拝見したら入荷したようなので即注文しておいたら、本日になって案内の宣伝メールが来た(^^;) それで再びおおさかやさんのページを見たら「残り10個」になっていて、一時間後ぐらいに再び見たら「残り5個」に。珍しく案内メールがあったとはいえ凄い人気だなぁというのと同時にこの土日に見逃していたら手に入らなかったかもと少し怖くなってしまった。
後、今日は天秤搾りつながりで「不老泉」も量り売りで4合購入しておいた。どちらも晩酌で呑むのが何とも楽しみだ。



 やっぱりカイロ好き
2006年03月05日 (日) | 編集 |

やっぱりカイロとなるとじゃれたがるゆうきちゃんでした。



 一日遅れの甘酒に、まぁ色々と
2006年03月04日 (土) | 編集 |
 3月4日、日中は出かけていて帰りに茨木市のかどや酒店さんに立ち寄る。訪れて早々に大黒正宗の大吟醸の酒粕でつくった甘酒を振る舞って頂けた。これまた米粒がしっかりと残っていて砂糖も控えめに仕立てていてもうお粥でも食しているぐらいだ。ともかくこれを粕と言って良いものか?と思えるもので、実は久方ぶりに甘酒を呑んだのだが非常に好印象で、一日遅れであるが雛祭りな気分を味わあせてもらえた。

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 そしてなんだかんだで買いものをして帰宅し、晩酌としてまず呑んだのは今日の買いもので購入したヤッホーブルーイングのビール「よなよなエール」だ。今日は久々にこれを呑みたい気分だったので購入した。後、前々から呑んでみたかった「東京ブラック」も購入したがこれはまた後日のお楽しみとした。「よなよなエール」は私の印象としては濃厚ながら後口はスッキリしていてゴキュゴキュ呑めてしまう。

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 食事は豚肉の炒め物、高野豆腐、ホウレン草のおひたしというところ、それに合わせて清酒は「純米吟醸 秋鹿 一貫造り 全量自営田無農薬山田錦 無濾過・原酒槽掛袋搾二〇〇五年醸造」(秋鹿 案山子)だった。しっかりと味が乗りきっているせいかぬる燗よりも冷やで丁度良いと思える。やや不思議に思うのが、貯蔵から瓶詰めの過程で当然真空であり続けるわけではないのに、開栓してからの外気に触れての味の変化というのは明確に見える。一升瓶という小単位になっているのでタンクで貯蔵されている状態に比べて空気に触れての変化が早いのかと思えるがどうだろうか。ともかく燗にすると過熟と思えるぐらいにもう味乗りしているわけだ。思えば開栓してすぐに味乗りを実感出来たぐらいなのでその時には飲み頃を迎えていたので仕方ないか、とはいえ美味いことには変わりない。

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 おまけで〆に食べたカレーライス。実は数日前に造って食べていたものだ。写真ではわかりにくいがブーケガルニに鷹の爪を入れたためか非常に辛い。調整に蜂蜜や牛乳を入れたがやはり辛く、ちと反省点があるが調整後は辛口のカレーとしてはまぁ良いかと思え、唐辛子の種類・量の調整による辛さの加減がうまく行けばと思える次第だ。後、簡易的に玉葱・大蒜・生姜を生でフードプロセッサーにかけてすぐ煮込んでしまったらそれぞれのアクが目立ってしまった。やはり普段通りキツネ色に炒めてから(大蒜と生姜はミキサーにかけてペースト状にして)煮込まないとだめだなぁと実感してしまう。


 3月3日ではあるが…
2006年03月04日 (土) | 編集 |
 ちょうど今、阪急百貨店梅田店にて九州物産大会が催されている。当然焼酎も「70銘柄」と銘打って目玉にしているが宣伝上は何故か「鹿児島」と限定している。実際には福岡の西吉田酒造来てたけど。。。

 試飲出来るものもいくつかあって、まだ未飲だった「白金の露」のレギュラー(白麹)を試飲させて頂いたが、ダレヤミに丁度良いような良いバランスの甘味のように印象だった、生での試飲だけなのでそれ以上なんとも言えないが。まぁ混雑というか他のお客も入ってきたのでその場はそこで失礼させてもらう。それにしてもそこの焼酎売り場にいた売り子の人、某唐芋を初めて持ち込んだ人の名前を冠した焼酎を「こないだまでプレミアがついていた」とか言って推しているのが聞こえてきてなんとも閉口してしまう。

 余談だけど今日は私の印象としては物産展の売り場より地下食品フロアの酒売り場の方が結構なものがあったけどなぁ、中村酒造場のものが二種あったし&%(秘密)もあったし、その割にそっちの方は人が少なくてねぇ、実は「足下に泉」という感じですなぁ。

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 そうして帰宅して晩酌はもう試飲した勢いで焼酎、まず黒木本店の「き六」の即席割水燗で少し、そして「さつま寿」の1~2週間寝かした割水燗を食中に合わせて呑んでいた。主菜は鰤の照り焼きだった。ついでにこの前の土曜日に酒の肴としたフランス産チーズの「コンテ」の残りもつまんでいた。これまた芋焼酎にも合うと思えるもので、個人的にはこの「コンテ」は非常にお気に入りのチーズでそれほどチーズは詳しくないがついついこればかり求めてしまう。ワインやフランスパンはもちろん、清酒や芋焼酎にも好適だと思えるのだ。食後にも「き六」をロックで一杯呑んでいた。

 よくよく考えると3月3日なので雛祭りにちなんで濁り系のお酒が関連性としてはまとまりがあるのだが、あいにく今濁り酒が手元に無い。うすにごりなら一つあるのだがそれはまだ開栓する気分じゃ無かったので仕方が無い。まぁどうしても女の子が全然いない家系なので家に雛人形もなく、雛祭りと聞いても全然ピンと来ないのが本音だったりする。とはいえ茶事の梅の御干菓子はへつったと、そんな3月3日だった。


 「羽前白梅純米酒」呑み切り「千代むすびじゅんから」
2006年03月03日 (金) | 編集 |

 昨日は丁度一週間呑みが続いていたので休肝日にした。そして今日、とにかく真冬並に寒かったので晩の献立も湯豆腐、ついでに各種お刺身に切り干し大根、ブロッコリーの和え物というところだった。

 寒かったということで今日は燗酒と決めていた。まず少しだけ残っていた「羽前白梅 純米酒」を呑み切った後に鳥取の清酒「千代むすび 純米辛口 じゅんから」を開栓する。「じゅんから」は昨年末の日経プラス1ランキング・おせちに合う日本酒で5位となったもので、燗酒で呑むことを期待しての購入だった。

 「じゅんから」のスペックは原料米に鳥取県産五百万石の精米歩合56%、酸度1.4、K9号酵母使用、じゅんからの銘にあるように日本酒度+15と糖分を発酵仕切ったカラッとした軽さを想像させるものである。出雲杜氏の岩成忠義杜氏の手による無濾過タンク冷蔵貯蔵にて仕上げられている。ちなみに千代むすび酒造は本醸造以外の特定名称酒のほとんどが無濾過にて仕上げている様だ。

 試飲の際に冷やで呑んだ感想はややトラディショナルな清酒の風味でややもったり感があったのだが予想通り燗上がりは非常に良い。確かに軽いのにレーズン系の甘酸っぱい風味が感じられ後口はキレと余韻が両立しているという印象だ。千代むすびには後「純米吟醸 辛口」という同じ日本酒度+15の清酒もあるがいずれもカラッとした軽さとバランスを保った旨さのある清酒という印象がある。一般的に日本酒度が高いと「辛い」としばしば言われると思うが、千代むすびの場合は「辛い」の一言ではまったく片づけられない。それこそ日本酒度の数値が本来示す比重から言える「軽い」という表現がピッタリであり、風味もしっかりと持っている。日本酒度は結局目安でしか無いということが実感出来るものと思える。



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